幼児食資格で有名な民間資格は4つほどあります。幼児食マイスター、幼児食インストラクター、幼児食アドバイザーというような名称が似ていて区別しにくいものもあります。ベビーフードインストラクターのような資格もあります。ここでは、人気の幼児食資格をまとめて比較しています。
目次
どの資格も受講料は4万円が相場
幼児食資格は様々にあります。食事関連の資格としては栄養士などの国家資格もありますが、幼児食に特化した資格としては民間資格が目立ちます。少子高齢化と言われている現代にあって、幼児の数は相対的に減少していますが、それでも新しい命はそれなりの数生まれてきています。
そのため幼児食資格に関するプロフェッショナルの需要はまだまだ続くでしょう。そのため幼児食資格講座を受講したり資格を取得するのは良い事です。幼児食資格を取得するのはそれほどハードルの高いものではありません。多くの幼児食資格は約40,000円ほどの費用で取得でき、在宅受験や通信講座のスタイルで挑戦できます。
諒設計アーキテクトラーニングのW資格取得講座がおすすめ
2資格一気に取得できる
幼児食資格を取得したい方におすすめできる資格講座は諒設計アーキテクトラーニングの「幼児食マイスターW資格取得講座」です。この幼児食資格講座は名前の通り、2つの幼児食関連の資格を同時に取得可能な講座です。
取得できるのは日本安全食料料理協会(JSFCA)の「幼児食マイスター」と、日本インストラクター技術協会(JIA)「ベビーフードインストラクター」です。資格重視の日本において2つの資格がまとめて手に入るのは大きなポイントです。
試験免除でテキスト見ながら受験できる諒設計アーキテクトラーニングの講座の特徴は、試験免除で幼児食資格を取得できることです。提供している講座には2つの種類があります。通常講座とスペシャル講座です。幼児食資格通常講座の場合は、カリキュラム終了後に自身で試験を受けて合格する必要があります。
しかし、スペシャル講座の場合は、卒業時に卒業課題を提出します。それによって試験の代わりにしてもらうことができ、スムーズに2つの幼児食資格をW取得できます。試験が苦手な方や緊張するという方の場合によりおすすめです。
幼児食資格の講座費用は他とほぼ変わらない
講座費用は通常講座が税込59,800円で、スペシャル講座が79,800円です。差額は20,000円です。少し高いように思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、下記で紹介する他の幼児食資格と比較すると分かりますが、幼児食資格の費用全般では平均的な料金です。
また幼児食資格取得者は、資格やノウハウを活かして講師活動をして、副収入を得ることも目標にできます。仕事のスキルアップ手段にもなるため、長い目で見れば挑戦の価値があります。
幼児食資格一覧・比較
幼児食マイスター【JSFCA:2資格同時取得】
幼児食資格は様々にありますが、代表的なものをいくつかご紹介します。まずは「幼児食マイスター」です。この資格は日本安全食料料理協会(JSFCA)が主催している資格です。上記の諒設計アーキテクトラーニングの講座が対応している講座です。
幼児食マイスターは、子どもの成長を意識した栄養バランスの献立を作るノウハウがある方、また幼児に向いた食材や使わない方が良い食材について知識がある方に認定されるものです。
アナフィラキシーを予防方法や、万が一起きてしまった場合の対策、そして、子どもの食事の仕方のしつけ方法を身につけている事も幼児食資格・有資格者になる条件です。本資格を取得している方は幼児食のエキスパートとして認められるため、自宅やカルチャースクールで講師活動をする事が可能です。なお受験の概要は以下の通りです。
受験資格 | なし |
受験料 | 税込10,000円 |
申請方法 | WEB申込 |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 評価点70%以上で合格 |
試験日程 | 毎年6回開催(偶数月に開催) |
公式サイト:https://www.asc-jp.com/test/youjisyoku/
ベビーフードインストラクター【JIA:2資格同時取得】
「ベビーフードインストラクター」は日本インストラクター技術協会(JIA)が主催している資格です。上記の諒設計アーキテクトラーニングの講座が対応している講座です。JIAは各方面のインストラクターを養成する協会です。各分野において一定のスキルがある事を認定して、技術の有効活用を行なう人材を育成します。
有資格者は幼児食に関するインストラクターとみなされるため、自宅やカルチャースクールで講師活動をすることが可能になります。幼児食資格の受験概要は以下の通りです。
受験資格 | なし |
受験料 | 税込10,000円 |
申請方法 | WEB申込 |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 評価点70%以上で合格 |
試験日程 | 毎年6回開催(偶数月に開催) |
公式サイト:https://www.jpinstructor.org/shikaku/babyfood/
幼児食インストラクター【日本能力開発推進協会:36000円】
「幼児食インストラクター」は日本能力開発推進協会が主催する資格です。この幼児食資格・有資格者は幼児食に関する基本的な知識はもちろん、幼児の発達と発育にどのような食事が関係するか、そして、どんな献立を成長に合わせて考えていくかを知っている方に認定されます。
また食事に欠かせない栄養素の知識やアレルギーに関する知識についても一定のスキルがある方に与えられるものです。有資格者はインストラクター資格の肩書が付与されます。なおこの資格を取得するための認定講座は、資格のキャリカレの「幼児食インストラクター養成講座」です。
この講座は税別36,000円の通信講座で、本幼児食資格を取得するために必要な学習カリキュラムを組んでいます。
受験資格 | なし |
受験料 | 税込41040円 |
申請方法 | WEB申込 |
受験方法 | 在宅調理課題・在宅筆記受験 |
合格基準 | 不明:再提出何度でもOK |
試験日程 | 1日受講後随時 |
公式サイト:https://www.jadp-society.or.jp/course/infant-food/
幼児食アドバイザー【母子栄養協会:38000円】
「幼児食アドバイザー」は、母子栄養協会が主催する資格です。母子栄養協会は厚生労働省の食に関するプロジェクトに賛同している協会です。幼児食アドバイザーの資格を取得した方は、栄養バランスの良い食事を作るスキルや、保育園などで幼児への食育のアプローチができるノウハウがある方に認定されるものです。
受験資格 | なし |
受験料 | ネット申し込み限定税込36000円+受検5600円 |
申請方法 | WEB申込 |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 評価点70%以上で合格 |
試験日程 | 随時試験可能 |
公式サイト:https://boshieiyou.org/youseikouza/youjisyoku
ベビーフードコンサルタント【formie:35000円】
「ベビーフードコンサルタント」は、通信講座ポータルのFormieが主催する幼児食資格です。この資格は幼児のための食事の献立の立て方、意識すべき栄養素、赤ちゃんの発達に見合う食事の進め方について一定以上の知識がある方に認定されるものです。
ベビーフードコンサルタントの資格を取得した方は、幼稚園関連や保育園関連の仕事をしている方のスキルアップにも役立つ講座です。なお幼児食資格講座や資格概要は以下の通りです。
受験資格 | なし |
受験料 | 認定証&検定費用込み税込35000円 |
申請方法 | WEB申込 |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 不明。再受験1500円 |
試験日程 | 随時試験可能 |
公式サイト:https://formie.net/landing/32
民間の幼児食資格の共通点
資格1つあたり約4万円はかかる
上記の資格を比較すると分かりますが、多くの幼児食資格にかかる受講料や受験料は40,000円前後です。多少の差はありますがだいたい似通っています。諒設計アーキテクトラーニングの講座は2つの幼児食資格を取得できて約80,000円のため(スペシャル講座の場合)、やはり1つの資格あたり40,000円ほどになります。
またポイント等をためている方はクレジットカード払いに対応しているかどうかが選択ポイントの一つになるはずです。
学ぶ内容はほとんど同じ
学習内容に関してもそれほど大きな差はありません。多くの幼児食資格は幼児食を作る場合の栄養バランスや、アレルギーの問題、食材の向き不向き、成長に見合った食事の提供の仕方などについてカバーしたカリキュラムを組んでいます。
資格のネーミングセンスで選ぶのもあり
料金面やカリキュラムの類似性を比較して、これといって受講した講座や取得した資格を選ぶための決定的な要素が見つからない場合、資格のネーミングで選択するのも手です。ネーミングに関しても似たものが多いですが、より響きの良いものを選んでみても良いでしょう。
例えば日本では「マイスター」という言葉が好んで使われますが、JSFCAの幼児食マイスターという言葉はこの点センスを感じる名前です。ただ個人個人響きの好みもあるでしょう。一番大事な要素ではないですが、履歴書に書く事になる幼児食資格のため、一つの要素として考慮しても良いでしょう。
本気で仕事にするなら「栄養士」を目指そう
本格的に食事について学びたい場合は、栄養士の資格を取得することをおすすめします。栄養士は国家資格です。都道府県の知事が認定する資格であり、食生活のアドバイザーとして信頼度の高いものです。有資格者は学校や保育園などの教育施設、また病院や福祉施設などで食事の管理や調理を任されます。
さらには食材の仕入れや費用についても計算するという経営的側面のスキルも求められる仕事です。このように栄養士は食事のプロフェッショナルとして多くの現場で働く事のできる資格です。食に関する仕事に徹底的に携わりたいという方は、栄養士の資格取得を目指してみても良いでしょう。
ステップアップには諒設計アーキテクトラーニングのスペシャル講座がお得
食のプロになるためには栄養士は魅力的な資格です。しかし、栄養士になるためには栄養士養成課程に入学する必要があります。国家試験を受けることなく資格が手に入るものの、2年間の縛りがあるため忙しい方には難しいかもしれません。また時間はあってもまだ職場での方向性が分からない方には少しハードルが高いということもあるでしょう。
そのような場合はまず幼児食資格を取得すると良いかもしれません。諒設計アーキテクトラーニングの幼児食資格講座などを受講して幼児食に関する知識やスキルを身につけて、実務で経験を積み重ねることができます。職場で幼児食に慣れるにつれて、改めて栄養士の資格を取る目標を立てるのも良いでしょう。