リフレクソロジー資格完全ガイド|資格全種類一覧・比較

資格講座は比較してから受講を決めて

癒しのサービス業としてにわかに知名度が上がってきているリフレクソロジーは、もともとアメリカ発祥の健康施術です。マッサージやあん摩、指圧と似ている健康法ですが、厳密には異なる点がいくつもあります。

 

リフレクソロジーはイギリスにおいては保険医療にもなっているほど市民権を得ている健康法で、緩和ケアにも寄与しています。日本ではまだその定義や立ち位置が定かではないものの、今後人気が出てくる可能性があります。

 

そんなリフレクソロジー資格や資格講座は様々にありますが、どの資格を取得すると良いのか分からない方もいらっしゃるでしょう。資格や資格講座はしっかりとその内容を比較検討してから申し込む必要があります。いくつかのリフレクソロジー資格の概要と選ぶポイントを見てみましょう。

 

リフレクソロジー資格一覧まとめ

リフレクソロジーセラピスト(JAAMP)

「リフレクソロジーセラピスト」は取得が比較的容易なリフレクソロジー資格の一つです。本資格は「日本アロマメディカル心理セラピー協会(JAAMP)」が運営しています。この資格を取得した方は東洋と西洋のリフレクソロジー方式に関する知識が十分にあるとみなされます。

 

例えば反射区や未病、気血水、弁証論治などの概要を理解して、適切なリフレクソロジー術式を行なうことができると認定されます。 受験の概要は以下の通りです。

 

受験資格 なし
受験料 税込10,000円
申請方法 WEB申込
受験方法 在宅受験
合格基準 評価点70%以上で合格
試験日程 毎年6回開催(偶数月に開催)

健康リフレクソロジーインストラクター(JIA)

「健康リフレクソロジーインストラクター」は日本インストラクター技術協会(JIA)が主催している資格です。有資格者は、リフレレクソロジーの効果を高めるためのツールの使い方や、食事法、入浴法、他のケアとの併用などについて一定の知識を有している事が証明されます。

 

また有資格者は資格取得後に自宅やカルチャースクールで講師活動をすることもできます。受験の概要は以下の通りです。

 

受験資格 なし
受験料 税込10,000円
申請方法 WEB申込
受験方法 在宅受験
合格基準 評価点70%以上で合格
試験日程 毎年6回開催(偶数月に開催)

リフレクソロジスト(JADP)

「リフレクソロジスト」は、日本能力開発推進協会(JADP)が推進するリフレクソロジー資格です。この資格は、脳や神経や消化器官、感覚器官などの体の各部位の基本をしっかり理解し、かつ手足の反射区に関する専門知識を持っていることを証明する資格です。

 

またリフレクソロジーを施す技術を備えたプロであることも認定します。常に美容の仕事や福祉の仕事をしているという方は、スキルアップを目指すためにこの資格を目指すのも良いでしょう。受験の概要は以下の通りです。

 

受験資格 協会指定の認定教育機関等が行う教育訓練において、その全カリキュラムを修了した者
受験料 ネット口座申し込み36000円+受講5600円
申請方法 WEB申込
受験方法 在宅受験
合格基準 評価点70%以上で合格
試験日程 随時

リフレクソロジスト・レギュラーライセンス(JREC)

「リフレクソロジスト・ウィラーライセンス」はJRECという団体が主催する資格です。こちらの資格を有している方は、 リフレクソロジーのベーシックな知識を持っていること、そして、クライアントに対してそのサービスを滞りなく行えるスキルがあることを証明します。

 

またライセンスを取ることで、当団体の加盟サロンや加盟教室を開業することも可能です。またセミナーや研修会にもお得に参加できます。なお上位資格としてはマスターやインストラクター、トップインストラクターなどのライセンスもあります。受験の概要は以下の通りです。

 

受験資格 なし
受験料 受験料10,000円+登録料15000円+年会費12000円
申請方法 WEB申込
受験方法 筆記試験2時間
合格基準 非公開
試験日程 年3回

JHRSリフレクソロジー・プロライセンス実技士(REFLE)

「リフレクソロジー・プロライセンス実技士」は、JHRSが推進する資格です。当団体の後任資格取得実施機関であるREFLEがカリキュラムや試験を管轄します。REFLEは35年の歴史を持つ会社のリラクセーション教育専門機関で、リフレクソロジストも多数輩出しているスクールです。受験の概要は以下の通りです。

 

受験資格 なし
受験料 税込185000円
申請方法 WEB申込
受験方法 実技と試験
合格基準 非公開
試験日程 年間4回(東京・大阪・札幌)

英国式リフレクソロジー資格講座(グローバルボディケア総合学院)

「英国式リフレクソロジー資格講座」はグローバルボディケア総合学院が主催している講座です。東洋系の「痛気持ち良い」方式ではなく、「眠ってしまいそうな心地よさ」が特徴の英国式リフレクソロジー方式を採用した講座カリキュラムが組まれています。

 

この講座を受講する事で「英国式リフレクソロジスト」の資格が取得可能です。リラックス効果だけでなくデトックス効果やオイルトリートメント方法なども学習できるため、女性にも人気です。受験の概要は以下の通りです。

 

受験資格 なし
受験料 税込77760円
申請方法 WEB申込
受験方法 在宅受講
合格基準 講座受講のみ
講座受講期間 2ヶ月から8ヶ月

セラピューティック・リフレクソロジスト(南アフリカDI)

「セラピューティック・リフレクソロジスト」は、南アフリカDIという団体が主催している国家資格です。南アフリカは世界で唯一リフレクソロジーを国家資格として認めている国であり、この資格の取得者は、リフレクソロジーによって内臓や脳などの気血の滞りを解消するテクニックを持っていると証明されます。

 

介護施設や病院などで癒しのプロとして活躍できるノウハウやスキルがあることが認められるため、医療現場に就職したい方や独立開業を目指したい方にも良いでしょう。受験の概要は以下の通りです。

 

受験資格 現地まで進学できること
受験料 説明会へ
申請方法 まずは体験・説明会から
受験方法 現地へ行く可能性大
合格基準 現地大学へ進学
説明会URL https://www.imsi.co.jp/session/setsumei.html

リフレクソロジー資格の多くは民間資格

民間資格でできる安全な施術

上記の「セラピューティック・リフレクソロジスト」は別として、リフレクソロジー資格は基本的には民間資格です。まだ日本では専門度の高い資格としては市民権を獲得してはいませんが、今後注目度が高くなる可能性は大いにある資格です。

 

リフレクソロジーは日本においては「足裏マッサージ」として知られています。足裏や手のひらの特定の部位を刺激する事で体全体に健康効果をもたらすのがコンセプトですが、医療行為ではなくマッサージに似た部類に入ると言えるでしょう。

 

リフレクソロジーは人間の自然治癒力を引き出すことを目的にしています。足裏や手のひらを刺激する事でリラックス感を感じてもらうと同時に、「反射ゾーン」と呼ばれるポイントを押すことによって体の機能を改善しようと言うものです。

 

体を切ったり傷つけたりするわけではなく、クライアントが「痛気持ち良い」感覚や「眠くなるほど気持ち良い」感覚を覚える程度で行なわれます。そのため癒しのサービス業と呼ぶ事もできるでしょう。

ストレス社会の現代にあって、こうしたリラックスサービスは需要が多いです。

 

医療行為やそれに近い行為はダメ

リフレクソロジーはマッサージに似ていますが、法律上マッサージ業を行なうには国家資格や医師免許などが必要となるため、厳密にはマッサージではなくサービス業のカテゴリーに入ります。マッサージに関する無資格者は、看板に「○○式マーサージ」と銘打つことはできません。

 

医師と「あん摩マッサージ指圧師」などの有資格者以外は、マッサージという名称を呼称できません。無資格者はあくまでも「リフレクソロジーサロン」といった看板をかかげることになります。さらに医療行為やそれに似たサービスを展開すると法律違反になる可能性があるため注意しましょう。

 

現在の日本においては、マッサージに関する具体的に定義が存在しないため、あいまいな部分があるのも確かです。しかし、クライアントに安心してサービスを受けてもらうためには、名称と共に施術内容に気を付ける必要があります。例えば病名の診断をしたり、体に大きな負担をかけてしまうような強い刺激をかけるなどの行為はNGです。

 

1対1の密室で異性への施術は避けて

クライアントが異性の場合も注意が必要です。同性の施術者やアシスタントがそばにいる場合、あるいは他の人からも見える場所での施術はともかく、密室で1対1で異性の施術を行なうことは避けるべきです。そのような環境では施術者のセクハラが訴えられるリスクがあります。

 

実際はセクハラではなくても、冤罪行為に発展する可能性は否めません。可能な場合は同性の施術者に頼むと良いでしょう。またこのようなケースでは、実際に施術者がクライアントに関して出来ごころで不正行為をしてしまう危険も少なからずあります。

 

実際にセクハラ被害を受けたという声もあがっています。こうしたデリケートな状況では決して不必要に体に触ったりせず、あくまでも手のひらと足裏だけに留めておくなどの注意が必要です。

 

資格を比較する時のポイント

価格と学習内容をチェック

取得するリフレクソロジー資格を選定する場合の基準として、価格と学習内容をチェックすることは大切です。何かの資格を取得する際にある程度出費がかかるのは当然のことですが、あまりに高額の資格や講座の場合はしっかり費用対効果を考慮する必要があります。

 

その資格を取得して仕事に活かす場合、どれだけの見返りがあるかを計算しましょう。

仮に資格取得後にいきなり独立営業をしたいと考えている場合は、知名度が低いゆえにクライアントの確保ができないリスクがあります。

高い費用を払ってそのような結果になってしまっては意味がありません。

 

また独立せずに既存のサロンで働く場合も、どれくらいの月収を得られるかによっては費用対効果が低くなることもあるでしょう。そのためまずはコスパのよい資格を取得して働き始め、経験値があがって給料も安定してからさらに別の講座を受けるといった工夫が大切です。

 

学習内容に関しても、カリキュラムや認定されるスキルの内容をよく確認するようにしましょう。「リラクセーション能力が高い事を証明」といったような抽象的な表現ではなく、具体的な内容が記載されている資格や講座を選定してください。

 

資格の知名度と業界価値を知ろう

資格がどれだけ知名度があるかを見る事も大事です。あまりにマイナーすぎる資格では、就職に活かそうとしても評価対象にならないリスクがあります。ネット検索などをして、その資格名に関するサイトが多く見当たるかチェックしておくと良いです。

 

またその資格を取得することでどのようなメリットがあるかも確認しましょう。セラピストやリフレクソロジスト、インストラクターなどとして活動できる事、あるいはカルチャースクールなどで講師活動ができるとみなされている事など、活躍できる場がイメージできるかチェックするのも大切です。

 

資格の更新が必要かどうかチェック

資格選びの場合の別のポイントは更新制度の有無です。資格によっては一定期間ごとに更新する必要がある資格もあります。更新時には更新費用がかかり、更新の手間も生じるでしょう。それでも構わないという場合は別として、可能な限りコスパの良い資格を探している方は、更新しなくても良い資格を見つけると良いでしょう。

 

取得しやすく現場ですぐに生かせる資格を

様々な資格をご紹介しましたが、取得のしやすさやコスパの観点から言って、「健康リフレクソロジーインストラクター(JIA)」や「リフレクソロジーセラピスト(JAAMP)」などがおすすめできる資格です。

 

税込10,000円というリーズナブルな金額や、特定のカリキュラムを修了する必要がないこと、在宅受験で取得できることなど、比較的スムーズに取得できる要素があります。

資格の更新は必要ない上に、有資格者はリフレクソロジーの講師活動をして副業を行なうことも可能です。

 

これらの資格を取得してリフレクソロジーサロンで働き、実務経験をこなしてからさらに他の資格に挑戦するのも良いでしょう。なおこれらの資格は独学で取得する事も可能ですが、より体系的な学習がしたい方は、認定講座である諒設計アーキテクトラーニングの「リフレクソロジーセラピストW資格取得講座」などを受講するのも手です。講座に関する詳細は以下の公式サイトを参照してください。

公式サイト:https://www.designlearn.co.jp/reflexology/

新しいリフレクソロジー資格にも目を向けて

リフレクソロジーはまだ日本では聞き馴染みがない言葉かもしれません。しかし、今後法律の整備が進んだり、その効果に関する知見が出てくるにつれ、関心が高まる可能性があります。

医療行為ではなくあくまでもサービス業の一端ですが、手足への適度な刺激によってリラックス感を与えることができるのは事実です。

 

実際、家族や友人に軽く手足をなででもらったり押してもらうと非常に心地よいものです。今後もリフレクソロジー資格は増える可能性があります。より歴史があって知名度が高いものもありますが、ここで紹介したポイントを参考にして、取得しやすい新しい資格もチェックしてみると良いでしょう。