幼児食資格とは|幼児食マイスターになるには

諒設計アーキテクトラーニングの幼児食資格の一つに、幼児食マイスターという資格があります。ベビーフードインストラクターと同時に取得できる資格の一つですが、特に幼児食マイスターは活用されるシーンが増えており、料理教室や子ども向け料理レシピなどに関係する仕事をする人にはおすすめのスキルです。

 

幼児食マイスターとは

幼児食マイスターとは、幼児食に関するノウハウやスキルが一定以上であるプロフェッショナルのことです。幼児食という言葉は聞き馴染みがあまりない言葉かもしれません。しかし、幼児食について正しく理解することは非常に大切です。子どもは成長段階に応じて口にするものが変わっていくものです。

 

例えば乳児の場合は母乳などから栄養を摂取します。この段階ではまだ固形物などは食べられません。その後成長と共に離乳食を経て大人が食べるような食事を口にするようになります。幼児が1日3食の食事スタイルや食事内容に慣れて、奥歯で物を食べられるようになってきてから与える食事、これが幼児食と呼ばれるものです。

 

1歳から5歳までが幼児食の対象

幼児食は一般的に1歳半から5歳くらいまでの食事を指しますが、幼児食マイスターはこの時期の食事を意識した献立を考えたり、好き嫌いを考慮したプレート作りに取り組んだりします。幼児食を作るためには繊細なアプローチをする必要があります。単に美味しい食事を作るのではなく、子どもの未発達な体の状態を意識する必要があるからです。

 

例えば、大人と比較して子どもは咀嚼能力や消化器官がまだまだ未発達です。歯もしっかり生えているわけではないため、物をしっかり噛み砕くことができない場合があります。またしょっぱいものや脂質が多いものをお腹で処理しきれない事もあります。つまり大人と同じ食事を楽しむ事ができません。

 

さらには、子どもは特定の食材に苦手意識を持つことがあります。出来るだけ好き嫌いなく栄養豊かな食事をしてほしいと親は思いますが、なかなか興味を示してくれないこともあるでしょう。

 

そのような場合に幼児食マイスターは的確な調理の仕方を考案して、嫌いな食材をうまないためのサポートをすることもできます。

このように幼児食マイスターには、子どもが食べやすい食事や提供方法を提案するノウハウやスキルが様々に求められます。
 

幼児食資格講座概要

講座名 幼児食資格・スペシャル講座
受講料 79,800円(一括)

3800円(24回分割)

※分割初回3891円

期間 6カ月
受講資格 なし
提出課題 添削5回+卒業課題1回
取得資格 幼児食マイスター

ベビーフードインストラクター

 

幼児食マイスターの詳細(主催JSFCA)

 

JSFCA:日本安全食料料理協会とは

「幼児食マイスター」とは、日本安全食料料理協会(JSFCA)が主催する幼児食資格です。日本安全食料料理協会は、食品や料理に関するスキルが一定以上である事を認定する協会です。現場において要求される基本的なスキルを理解している人材、そして、目的に応じてそのスキルを活かす事ができる人材の育成を目指しています。この協会が幼児食のエキスパートを送り出すために認定している資格が幼児食マイスターです。

 

この資格は通信講座スクールの諒設計アーキテクトラーニングの「幼児食マイスターW資格取得講座」に対応しています。資格を取得するためには試験に合格する必要がありますが、この講座を受講する事で試験対策をしっかり行なうことが可能です。受験するためには講座を受ける必要はなく独学でも可能です。

 

しかし、諒設計アーキテクトラーニングの講座で体系的に幼児食について学ぶ事で、その道のプロが作成したカリキュラムに通じる事ができ、試験もスムーズに進む事でしょう。またスペシャル講座という上位講座を受講した場合は、試験が免除になる措置もあります。代わりに卒業時に卒業課題を提出しますが、試験なしで卒業と同時に有資格者になることが可能です。幼児食マイスターとベビーフードインストラクターの両方の肩書がもらえるため、幼児食関連の仕事に就きたい方や、既に働いている方で職場でのスキルアップを目標にしている方に役立つでしょう。

参考:JSFCA

証明できるスキルと知識

幼児食マイスターの資格を取得した方は、子どもの成長に合わせた食事作りができるスキルを証明してもらえます。基本的に子どもは大人とは違う栄養素の配分を必要としています。例えば思春期の子どもが必要とするタンパク質は大人が必要とするタンパク質よりも多いとされています。

 

幼児は思春期の子どもよりも必要量が少ないですが、いずれにしても栄養素は成長に応じて量を調整する必要があります。また子どもは大人と比べて一日に食べる事のできる量が限られています。そのため栄養素を存分に摂取するためには、間食なども利用する必要があります。さらに子どもの新陳代謝は活発なため、多くの水分補給を心がけることも大切です。

 

このように適切な幼児食を作るためには、子どもの体に関連した知識を持っている必要がありますが、有資格者はこの点でノウハウを有しているとみなされます。

 

別の点として、幼児食マイスターはアナフィラキシー症状を防いだり、万が一発症した場合に何をすべきかという点も熟知しています。特定の食べ物によって蕁麻疹やかゆみなどが発生する事がありますが、マイスターはこの点でも知識が証明されます。他にも子どもの食事マナーのしつけが出来るという事も認定されます。

 

受験概要と詳細

幼児食マイスターは比較的取得しやすい資格です。特に受験資格がなく、どなたでも自由に挑戦する事ができます。申込はインターネットで公式サイトから行なうことができ、意見も特定の会場ではなく自宅で受けることができます。試験が苦手という方でも、自宅でテキストを見ながら臨めるため非常に便利です。万が一試験に落ちてしまった場合でも、2カ月ごとに試験が開催されているため挑戦のチャンスが何度でもあります。

受験資格 なし
受験料 税込10,000円
申請方法 WEB申込
受験方法 在宅受験
合格基準 評価点70%以上で合格
試験日程 毎年6回開催(偶数月に開催)
 

 

子どもの食事の衛生面で気をつけること

調理段階の衛生さ、清潔さは大前提

幼児食を考える時に重要なのは、味や栄養素だけではありません。まずは調理時の衛生管理を徹底する必要があります。乳幼児は免疫力が決して強いわけではありません。まだ様々な病原体にさらされたことがないため、免疫を十分に獲得してはいません。

 

そのため病気にかかりやすいです。そのため子どもに食べさせるものが汚染されないように、調理に使う器具などはしっかり衛生的に処理する必要があります。

 

例えば調理に携われる人間の健康状態のチェックは欠かしてはいけません。体調不良の人間がいる場合は基本的に調理に参加すべきではありません。さらに手に傷がある場合もNGです。

傷がある場合は黄色ブドウ球菌由来の食中毒が発生するリスクがあります。さらに手には余計なものは一切身につけないようにします。

 

時計や指輪などは外して、爪もきれいな状態に短く整えます。原材料を仕入れする場合は当日中に使う分だけ仕入れたり、搬入された時はできるだけ室温に長い時間さらされないようにしてください。まな板や包丁などは食材ごとに複数使い分ける事がポイントです。

 

ふきんは熱湯殺菌したり塩素系の殺菌剤でしっかり消毒します。このような手段を取る事によって衛生リスクを下げられます。

 

食事前の手洗いとうがいも重要

子どもはまだまだ衛生意識が低い場合が少なくありません。何でもかんでも触る癖があります。そのため様々な病原菌を手にひっつけてしまう可能性が大です。面倒臭そうにしていても必ず手洗い・うがいをしつけてください。しかし、気をつけるべき点として、子どもに手洗いやうがいを習慣づけるには辛抱強さが欠かせません。

 

そのため何度も繰り返して教えることが大切です。理解できる範囲で何故手洗いやうがいをすべきなのかを話してあげるのも良いでしょう。

 

紙芝居などを使って手にいる病原菌の恐ろしさや、病気になった場合に起きる事を教えてあげられるかもしれません。一緒に手洗いとうがいをして模範を見せてあげるのも効果的です。

 

食事中の行動でも注意が必要

食事を始めた後にも衛生管理が大切です。子どもはまだ行儀よく食べる事ができません。むやみに手でものをつかんだり、テーブルの上や床に落ちた食事をそのまま拾って口にする可能性もあります。そのためしっかり見守ってあげる必要があります。ルールを決めて、落ちた食べ物は食べてはいけないことを教えてあげましょう。

 

また手ではなく食器を使う方法も根気強く教えます。ポイントとして、ルールを守ったり食器を上手に使えた場合はすかさず褒めてあげる事が大事です。そうする事で、いやいやではなく進んで行儀よく食べたいと思う様に動機づけられます。

 

子どもの好き嫌いを減らすレシピ

赤ちゃんはフルーツや甘いものが好き

赤ちゃんはフルーツなど甘いものを好みます。特にバナナは圧倒的な人気のある果物です。果物にはみずみずしさがあり、さっぱりした後味もあるため赤ちゃんが好んで口にしやすいものです。基本的に添加物などが多く加えられたお菓子とは違い、フルーツはビタミンが豊富で体に良いものというイメージがあります。

 

そのため子どもに多く食べてほしいと思う親御さんも少なくないはずです。食べ過ぎは良くないですが、フルーツは味も良く栄養素も豊富なため、子どもには良い食材です。比較的固い果物を食べるのは難しいかもしれませんが、すりおろしたりミキサーにかけてジュースにすることで食べやすくできます。ヨーグルトと合わせると乳製品も同時に取る事ができおすすめです。

 

好き嫌いの個性も程よく大切に

できるだけ子どもには好き嫌いなく様々な食材を食べてほしいものですが、子どもの好き嫌いを全て頭ごなしに否定するのは良くありません。好き嫌いが起きる原因には、遺伝的要素や環境的な要素があるとされています。例えば様々な味覚の中ですっぱいものや苦いものが嫌いという方は少なくありません。

 

「苦手」という言葉自体がそれを物語っているとも言えます。こうした味のするものは食べ物として未熟か過熟していて好ましくない場合があり、それゆえに苦手意識を持つ子どもは多いです。またかつてある食材を食べた時にお腹を下した経験があるとその食べ物がきらいになってしまうことがあります。

 

別の要素として、母親の食事が影響する事もあります。母親が妊娠中に食べたものを子どもは胎内で味わっていると言われていますが、母親が食べていたものに苦手意識がなくなりやすいようです。

 

このように様々な要素が関係して子どもは好き嫌いを感じることがあります。

 

もし強制して無理に特定の食事を食べさせようとすると、逆効果になる恐れがあります。そのためいくつかの好き嫌いは許容してあげるように意識しましょう。

 

色んな食材の味を覚えさせてあげよう

子どもの偏食を避けるために、子どもにはできるだけ早いうちから色々な味を覚えさせてあげるようにしましょう。恐らく甘い果物などの甘い味に関しては特に努力なく好きになるでしょう。しかし、レモンなどかんきつ系の酸っぱい果物や、淡泊な味がする野菜などは苦手に思うかもしれません。

 

それ単体でけで食べさせるのではなく、他の食べやすい食材とミックスすることで好ましい味に仕立てることが大切です。例えばミキサーなどで果物など甘味のあるものとミックスしてスムージーにすると良いかもしれません。

 

また、にんじんやセロリなど臭いが気になるものに関しては、下ゆでなどして臭いを少なくすると良いでしょう。形を工夫してかわいくカットするのも良いです。

 

このように工夫しつつ、様々な味の食材を少しずつ食卓にあげていくようにしましょう。

 

いわゆる子ども舌を理解して対処しよう

子どもはいわゆる子ども舌を持っています。味覚が十分に発達しておらず、辛みや苦味などはなかなか受け入れられません。子どもは味覚が敏感です。そのため大人であれば特に問題ないと思えるものでも、「まずい」「きつい」と感じてしまうことがあります。

 

大人になるにつれて味覚が落ち着いてくると苦味のあるものも欲しますが、子どもはそうではありません。単にわがままなのではなく、生理的に大人と子どもとは舌に違いがあります。この事を知っておくと、子どもが特定の食材を好まないとしても辛抱強く接する事ができるでしょう。

 

親の好き嫌いは真似されるので大人も気をつけて

子どもが不必要に好き嫌いを増やさないためには、親自信が模範を見せることが大切です。大人が栄養価の高いものを避けているのを見ると、子どももそれを真似する可能性があります。「嫌いであれば食べなくても良い」と考えて、わがままになってしまう恐れがあります。

 

そのため親自身が一緒に好き嫌いを克服する努力を欠かさないようにしましょう。子どもの理解力が増してくるにつれて、一緒に料理をするのが良いかもしれません。

 

それぞれの嫌いな食材と好きな食材を上手に組み合わせて、一緒に美味しい料理を作って食べる事で問題を克服していけます。