カラーセラピー資格を取得すると、デザイン系の仕事、ファッション系の仕事、セラピーやエステ、サロンなどの仕事で報酬や売上がアップするでしょう。アルバイトの場合は時給アップも期待できますので、取得しておいて損はありません。職場によっては資格取得費用を経費で賄ってくれるかもしれませんので相談してみても良いかもしれません。
目次
資格取得で憧れの仕事や売り上げアップが狙える
カラーセラピー資格に限りませんが、何らかの資格を取っておくと客観的に自分の実力が証明できます。そのため今している仕事をこなしつつ自分の将来の選択肢を広げるため、資格取得に励む方が大勢います。
これまで資格取得に興味がなかった方も資格取得で得られるメリットを感じることがあれば、資格取得に向けた積極的な行動をおすすめします。ここではカラーセラピー資格を例に取りますが、資格取得のメリットは例えば以下のようなものがあります。
- 自信がつく
- 資格を活かせる仕事に転職
- 学んだ知識を売り上げアップの施策に活かせる
- 自分の興味のある分野を活かせる
上記のメリットについて考えてみてください。特に「本当はこの仕事がしたいけど、自信がない」という方は、資格取得は大きな武器になります。取得した資格は履歴書に書けますし、その資格を活かせる仕事であれば、志望動機も非常に書きやすくなります。
カラーセラピー資格がどんな仕事に活かせるのか説明します。この資格は応用範囲が広いので、以下のような仕事に応用できます。
- デザイン関係(イラストレーターや作画、インテリア)
- インテリア関係
- ファッション・アパレル
- エステ・サロン
ちょっと上げるだけでもこのような仕事にカラーセラピー資格の知識が活かせるのです。
デザイン関係のバイトで時給アップ
まず、色が深く関わる仕事としてデザイン関係が挙がります。近年、デザイン関係の仕事の需要が上がっている業界があります。それがウェブ業界です。ウェブサイトはその性質上「見た目重視」です。
あなたもインターネットを見ていて「このデザインいいね」と思った経験があると思います。そんなデザインと切っても切り離せないのが色に関する知識です。
どの分野のウェブサイトを作るのか、そのウェブサイトにふさわしいデザインはどういうものかを練るときに、色の効果や色が人に与える印象を知っておくと、より効果的なデザインにすることができます。
また、ウェブデザインはパソコンの前に座ってする仕事なので、事務作業を希望する方にもうってつけの仕事です。
イラストレーターや作画の仕事にも役立つ
色に関する知識はもちろんイラストレーターや作画の仕事にも役立ちます。この仕事は先に紹介したウェブ業界に数多くあります。みんなに見てもらうキャラクターやデザインを考えるときに以下の点を考えてみましょう。
- そのキャラクターや作画でユーザーにどんな印象を与えたいか
- 全体的なデザインを考えたときにキャラクターは自然にその中に収まりつつ適度な存在感を出せるか
- 色の組み合わせが関わりのない思想や宗教を想起させることがないか
このような点を考えるときに色の知識を持っているとユーザーに適切な訴求効果のある作品ができあがります。 特に色の組み合わせを考えるときに「関わりのない思想や宗教を想起させる」ような組み合わせはNGです。日本では例えば左から原色の色合いで青・黄・赤を並べる組み合わせはイメージがよくありません。
ウェブ上に載せた作品は、世界中あらゆる場所から閲覧できるようになるため、色の組み合わせで「もしかし、てxx系の思想を持っているのでは?」と妙な勘ぐりを持たれると非常にやっかいなことになりますので注意が必要です。
インテリア関係の仕事にもおすすめ
インテリア関係の仕事にも色の知識が役立ちます。部屋の色を決めるときに「リラックスできる雰囲気」「エネルギーが得られる雰囲気」「集中して作業ができる雰囲気」などどんな印象がほしいのかから逆算して考えるとイメージ通りの雰囲気のお部屋が実現します。例えば、
- アースカラー(茶色~緑色系): リラックスする
- ビタミンカラー(オレンジ・黄色・赤・緑): エネルギーを得る
- 青: 集中する
アースカラーとは地球の色です。母なる大地の茶色、樹木の緑、海の青の組み合わせです。緑と青系統の色が中心となりますが、茶色を基本の色とするとより落ち着いた雰囲気の部屋ができあがります。この色合いは男性でも女性でもおかしくないユニセックスな組み合わせです。
ビタミンカラーとは、柑橘系や葉物野菜のような鮮やかで健康的な色を指します。レモンの黄色、オレンジ(果物)でオレンジ色、リコピン(トマト)の赤、葉物の緑と覚えるとよいでしょう。この色合いは男性より女性が好む傾向にあります。
しかし、「ビタミンカラー」で画像検索するとわかるとおり、どの色も鮮やかで主張が強すぎるため、落ち着いた色を基調としてビタミンカラーを差し色として使うくらいがインテリアとしてしっかりまとめることができます。複数の色をひとくくりにして表せるコンセプトがある、というのはおもしろいですね!
最後の青ですが、「インテリアを青一色にする」というのはあまりにも芸がなく飽きやすいので、他の色と組み合わせることをおすすめします。前に紹介したアースカラーと組み合わせてもよいですし、白と組み合わせてもお互いが引き立ちます。
この色合いを参考にすると、爽やかで涼しげなインテリアが完成します。
POPデザインの提案もできるようになる
現在販売業をしているのであれば、販促の重要な役割の一角を担っているのがPOPです。POPが何か分からない方のために説明すると、商品のそばにある商品の特徴をわかりやすく説明したカードのようなものです。
来店した人の購買意欲を高めます。POPの作成にはお客の心に刺さるデザインが大前提となるので、カラーセラピー資格の知識をPOPを作成の手助けにしましょう。
ファッション・アパレルで役立つスキル
色を組み合わせてより人を魅力的に見せる知識は、ファッション・アパレル系ですぐ役立つスキルの代表格です。洋服が好きな方はたくさんいますし、経験的に「この色とこの色の組み合わせは映える」ということを知っている方も大勢いますが、体系的に色について学んだことのある方は少数です。
ファッションやアパレル関係はセンスが非常に問われる業界で、「自分はセンスがない」と思っている方にはハードル高く感じる部分もありますが、そのセンスに関係なく色の理論を学ぶことで、センスよく見せることが可能です。
「センスよく見せるには使う色を3色までにまとめるコーディネートをするとよい」という言葉があるとおり、色の知識があるだけで洋服のコーディネートをするときに非常に役立つことが分かります。
憧れのアパレルショップで働くための武器に
上で説明したように、カラーセラピー資格のような色関係の資格を取ると、対外的に「私は色に関する知識があります!」とアピールできるようになります。アパレルショップでスタッフを募集していて、そのときすでに資格を持っていれば自信を持って資格を履歴書に記入でき、有資格者であることを踏まえた志望動機が書けるでしょう。
これは、憧れのアパレルショップで働く第一歩を手助けする上で強みとなります。ここで、参考までにアパレルショップの業務内容を大まかに見てみましょう。主に以下の業務内容となります。
- 接客業務(お客様応対・レジ)
- 商品の検品や品出し、ディスプレイ
- 清掃
培った色の知識を元にコーデの提案も
スタッフ募集に応募してめでたく採用されれば、資格取得で得た知識を活かして洋服のディスプレイや接客でお客様へのコーディネートや色の組み合わせについて的確&論理的に提案できるようになります。
そうなってくると、あなたのアドバイスを目当てにリピーターとなる方が増えてくる可能性があります。常連となった方のコーディネートを定期的にアドバイスし、その方に感謝されるのはアパレル店員としてやりがいを感じる場面です。
お客様への色合い提案で売上に貢献
お客様に自信を持って理論に基づいたアドバイスをして、その方が納得し喜んでくれると、その結果として売上がついてきます。多くのお客様から信頼を得るようになると売上に対してかなりの貢献が期待できます。
場数を踏むとだんだん押しつけがましくなく自然体で的確な接客ができるようになるので、お店の主力スタッフとして徐々に大きな裁量も持たせてもらえるようになるでしょう。
色の知識を活かしてエステやサロンでのお客様満足度を上げる
エステやサロンは女性の美に関わる場所のため、リラックスできるような美しいデザインや心愉しいものが好まれます。カラーセラピー資格を取得し、その知識を活かしてよい雰囲気の店内を作り上げましょう。その雰囲気はダイレクトにお客様の心証に繋がります。
アパレルショップの部分でリピーターについて書きましたが、アパレルショップとは違い入店してサービスを受けるとほぼ必ず料金が発生するエステやサロンは、よりお客様から厳しい目(希望したとおりの施術結果となったかなど)を注がれがちです。そのため、リピーター獲得の難易度が上がります。
理論的なアドバイスができるようになってサロンで指名されるようになろう
エステにはネイルやまつげ、フェイシャルやヘア、ボディ、脱毛のように分野が多岐に渡りますが、ここではカラーセラピー資格が施術に活かせるネイルエステを想定します。
近年パーティーなど特別な日に限らず日常生活でもネイルを楽しむ女性の方が増えているため、特定の洋服だけでなく日常着の服にもしっくり合うネイルを希望する方が増えています。このような方の要望を聞きつつ、培った色の知識を組み合わせて気に入ってもらえるデザインのネイルに仕上げましょう。
ネイルと聞くと、真っ先にマニキュアを連想する方もいるかもしれませんが、ネイルサロンの施術の主流は一度施術すると2~3週間は綺麗な状態が続くジェルネイルです。そのため、毎日見ても飽きが来ずどんな洋服にも合うデザインで仕上げることが非常に大切です。
学んだ知識を応用してサロンの店内デザインに活かす
上ではネイルサロンを念頭に紹介しましたが、フェイシャルやボディのような、施術に色の知識は必要なさそうに見えるところでも色の知識を応用できるところがあります。それが店内のデザインです。
例えばサロンでは、お客様のための待合室を設けているところがほとんどです。ここにお客様を通すため、待合室はサロン看板の次に来るくらい大切な「顔」です。ここで学んだ知識をフル稼働して、お客様が居心地良く過ごせる待合室を作り上げましょう。
実績を出すとエステブランドのグッズデザインにも関われる!?
エステで実績を出す(売上に貢献、指名が多い、空間デザインが好評など)と、エステの理念をよく理解していると評価され、グッズのデザインに意見を出すチャンスも回ってくるかもしれません。
そんなときにはもうすでにある程度の実績を積んでいるため、ただ理論だけではないよいデザインができるようになっているでしょう。
カラーセラピー資格では「色と心」のつながりを学べる
「カラーセラピー」と聞くと色について学ぶ印象があるかもしれませんが、色彩心理学という分野も合わせて学びます。ここでは心と色のつながりを理解し、心理面から見た色の効果的な使い方を学ぶのです。すべての色に意味があり色に人の心が影響されると聞くととてもおもしろいと思いませんか?
3資格同時取得で一気にスキルアップできる
ここまで読んでカラーセラピーに興味を持ち「真剣にスキルアップして資格を取りたい!」という方は諒設計アーキテクトラーニングのカラーセラピー資格(正式名称: カラーセラピー 3資格取得講座)がおすすめです。これひとつでカラーセラピー、カラーアドバイザー、色彩インストラクターの3資格取得を目指せます。
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