諒設計のカラーセラピー資格|TCカラーセラピーとの違いと比較

カラーセラピー資格を主催しているのは、諒設計アーキテクトラーニングだけではありません。他にもTCカラーセラピーさんでもカラーセラピー資格を主催しています。カラーセラピー資格講座の受講前には、どちらがあなたに適しているか比較して、満足できる資格を取得するようにしましょう。

 

目次

カラーセラピーとは

カラーセラピーとは色彩を使ってクライアントの気持ちを理解したり、悩みを共有したり、問題を解消する手助けをするセラピーです。セラピーはメンタルケアのために行なわれることがあり、その種類は様々です。

 

有名なセラピーとしてはアロマテラピーやアニマルセラピーなどがありますが、視覚情報を使う色彩セラピーも注目されています。視覚情報は私たちが外部の情報を入手する時に最も使う神経機関であり、優に70%以上の情報が資格を通してくると言われています。

 

視覚情報の中でも色は特に大きな役割を果たしています。色豊かな食材や自然の色の美しさなどによって私たちの生活は活き活きしたものになり、様々な商品のデザインを楽しむ事もできます。色の持つ測り知れない影響力を使うのがカラーセラピーのテーマです。

 

カラーセラピーのアプローチとしては、クライアントの深層心理や悩みを色を介して知る事、問題を解消するために色の持つ心理的・生理的作用を取り入れた色彩環境提案をすることなどです。

例えばセラピストはクライアントに「気になる色やなりたい色」を尋ねます。

 

またその色に対して持つイメージを聞きます。クライアントの回答によってどんな気持ちでいるのかをセラピストは把握します。仮に青を選択して開放的なイメージを持っていることが分かった場合は、もしかし、たらそのクライアントは窮屈な思いをしている可能性があります。

 

仕事のストレスや家庭の問題などでリラックスできないでいるかもしれません。悩みを共有した後にセラピストは気持ちを落ち着かせる色などを提案して、インテリアやファッション、小物など生活用品に取りこむように提案します。これは一例ですが、カラーセラピストはこのように色を使ってメンタルケアを行ないます。

 

TCカラーセラピーとは

段階的な講座でスキルアップを目指す

カラーセラピーを学べる講座としてはTCカラーセラピーという講座が一つの選択肢になりますが、TCカラーセラピーでは段階的にカラーセラピーを学んでいく事ができます。まずは最初のステップである「TCカラーセラピー」です。

 

初心者でも気軽に学ぶ事ができる講座で、カラーボトルを使ったセルフメンタルケアが可能です。また家族など身近な人に色を使ったコミュニケーションを行なえるようになります。この講座を受講した方は、「TCマスターカラーセラピー」という上位講座にステップアップできます。

 

こちらの講座を受講した場合はマニュアルなしでカウンセリングが行えるようになります。次に受講できるのは「TCトレーナー講座」です。こちらは自宅でカラーセラピー教室を開いたり、カルチャースクールなどで講師活動を開きたい方におすすめの講座です。

 

TCカラーセラピスト講座を開講して20名以上認定した方はゴールドトレーナーとして、100名以上認定するとプラチナトレーナーに認定されます。最上位講座は「TCマスタートレーナー」です。こちらはゴールドトレーナーを対象にしたもので、受講者はエグゼクティブマスタートレーナーかプレジデントマスタートレーナーとして認定され、講演活動やワークショップなどの開催もできるようになります。

TCカラーセラピー

  • 受講料 税込19,000円
  • 受講期間 5時間

TCマスターカラーセラピー

  • 受講料 税込27,000円
  • 受講期間 6時間

TCトレーナー講座

  • 受講料 税込42,000円
  • 受講期間 6時間

TCマスタートレーナー講座

  • 受講料 税込100,000円
  • 受講期間 12時間

カラーセラピストに特化した講座

TCカラーセラピーの講座は、名前の通りカラーセラピーに特化した講座です。講座は色彩心理をベースにしてカウンセリングを行なうことをメインコンセプトにしています。科学とカラーヒーリングとの関係や、色彩言語、カラーセラピストとしての在り方など、将来カラーセラピーのノウハウやスキルを活かすためのカリキュラムが組まれています。

 

カラーセラピー単体のサロンを開業する事もできますが、美容院やエステサロンなど気持ちがリラックスしやすい場所でのオプショナルサービスとしてカラーセラピーを取り入れることも可能です。

 

家庭や周囲の方への色の贈り物に

TCマスタートレーナー講座まで全て受講することによってよりプロフェッショナルなスキルを身につけることができますが、家族や他の身近な人にカラーセラピーのコンセプトを使ってケアをするだけであれば、初期講座でも対応可能です

 

現在はストレス社会で、家族や友人はみな何かしらストレスを抱えているものです。カラーセラピー資格の知識があることで、周りの人のストレスを少しでも軽減できます。

色には不思議な力があって、色を介すると悩みを打ち明けやすいと感じる人は少なくありません。

 

例えば「どんな悩みがある?」と尋ねてもすぐに気持ちを吐露してくれるとは限りませんが、「今の自分はどんな色?」「なりたい色はある?」と尋ねると素直に応えてくれることがあるでしょう。その色に対するイメージを聞く事で気持ちが出やすくなり、結果として悩みを共有しやすくなることがあります

 

他の人に気持ちを分かってもらえるだけでも気持ちは落ち着くものです。色は実体のあるものではありませんが、色を使ったセラピーはある意味ギフトのようなものとして他の人のために活用できます。

 

諒設計アーキテクトラーニングとは

複数の資格講座を主催するスクール

カラーセラピーを学べる講座としては諒設計アーキテクトラーニングの「カラーセラピー3資格取得講座」もあります。諒設計アーキテクトラーニングは、様々な通信講座の資格を主催しているスクールです。

 

主催している資格には生活の向上を目的にしたものや、仕事のスキルアップを目的にしたものなどがあり、様々な方面で働いている方が気軽に受講できるカリキュラムが組まれています。スクールは一級建築士事務所を母体に開校されたもので、すでに30年以上の歴史があります。

 

セラピー関連の資格講座は、今より約8年前に新設されました。最近は「癒し」というテーマがよく取りざたされていますが、自分自身や周りの人のために少しでも安らぐ気持ちになってもらえるようにとカリキュラムが考えられています。諒設計アーキテクトラーニングの講座には細かな受講サポートがつきます。

 

例えば学習カリキュラムはその道のプロが手掛けたもので、初心者でも理解できるように編集されています。

また現代社会の忙しさを考慮して、1日30分ほどの勉強時間でも資格取得が目指せるように工夫されています。また受講生一人一人に専門スタッフがつき、分からない事は何度でも質疑応答無制限でレクチャーしてくれます。

 

3資格同時に試験免除で取得できる

諒設計アーキテクトラーニングのカラーセラピー講座は、基本的に一つの講座で複数の資格を同時に取得するためのカリキュラムが組まれています。取得できる資格は、「カラーセラピー」(日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)主催)と「色彩インストラクター」(日本インストラクター技術協会(JIA)主催)、そして、「カラーアドバイザー」(日本デザインプランナー協会主催)の3つです。

 

どの資格も色彩に関する一定以上の知識を持った方に認定されるもので、有資格者は色彩に関する講師活動ができる立場にあるとみなされます。

そのため有資格者は自宅やカルチャースクールで講師活動を行なって副収入を得るという目標をたてることもできます。

 

諒設計アーキテクトラーニングの講座には通常講座とスペシャル講座とがあります。基本的にカリキュラムの内容は同じですが、異なるのは資格取得のプロセスです。通常講座はスペシャル講座よりも受講料が安いですが、卒業後に自身で試験を受けて合格する必要があります。

 

講座で対策が出来ているため難しいことはないですが、試験が苦手な人には少し苦労するかもしれません。一方スペシャル講座の場合は試験が免除になります。試験の代わりに卒業課題を提出することで、卒業と同時に有資格者になることが可能です。

 

しかもスペシャル講座には資格取得費用が含まれています。通常講座を受講して3つの試験を受ける場合、それぞれ税込10,000円の受験料がかかります。そのためトータルではスペシャル講座の方が安くなります。試験が苦手な方や全ての資格が欲しい方にはスペシャル講座をおすすめします。なお講座の概要は以下の通りです。

 

講座名 カラーセラピー・スペシャル講座
受講料 79,800円(一括)

4,400円(20回分割)

※分割初回5,776円

期間 6カ月
受講資格 なし
提出課題 添削5回+卒業課題1回
取得資格 カラーセラピー

色彩インストラクター

カラーアドバイザー

 

公式サイト:https://www.designlearn.co.jp/colorcoordinatoraft/

完全在宅・通信講座で学べる

本講座は完全在宅スタイルで受講可能です。特定のスクールや会場に行く必要はありません。自宅でいつでも好きな時間に自分のペースで学習可能です。そのため仕事や学校などで忙しい方にもおすすめです。

 

講座では攻略テキストや練習問題集などを使いますが、それを使って外出先で勉強する事ももちろん可能です。通信講座ということで不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、学習サポートがしっかりしているため問題ありません。専門スタッフの協力を得ながら、色の性質や心理への影響、色彩調和などについてしっかり習得できます

 

通信講座の資格でも十分学習できる

色の知識の基本は暗記がほとんど

忙しい方にとって通信講座は便利ですが、通信講座だと内容が希薄になるかもしれないと感じる方もいらっしゃるようです。しかし、通信講座でも色彩についてしっかり学べます。色に関する知識は暗記の要素が強いからです。色は光から発生するもので、波長の違いによって見え方が異なります。

 

例えばリンゴの色が赤く見えるのは660nmという波長を発生、ないしは反射しているからです。このような色の仕組みに関しては理科的要素があり、暗記すべき事も多いです。PCCS(日本色研配色体系)などのカラーシステムに関しても、暗記が大切です。

そのためスクールに通うか自宅で勉強するかどうかであまり大きな違いはありません。自宅でも通信講座でしっかり学ぶ事ができます。

 

セラピーの基本も在宅学習可能

講座では色彩原理だけではなく、セラピーの要素も学びます。カラーセラピーは基本的に相手となる人がいて成り立つものですが、家族に協力してもらうことで実践教育ができます。また自分を対象にセルフケアをすることもできます。

 

自分が普段身を置いている環境に色彩変化を与えてどんな心情の変化があるのかを考えながら学習する事で、自宅にいながら色彩ノウハウが高まるでしょう。

 

やる気さえあればきちんと学べる

通信講座は非常に便利ですが、落とし穴もあります。自宅で学習するため、しっかり学習意欲をもたないとさぼってしまうことがあるからです。スクールで学習する場合は自然と勉強しやすい環境がありますが、自宅では自分一人のため体系的に学習計画を立てなければいけません。

 

しかし、きちんとやる気を持って学習計画を持つ事でカリキュラムを段階的にこなすことはできます。

やる気を起こすために、勉強計画自体にカラーセラピーのノウハウを取り入れてもよいでしょう。例えば集中力を高める色としては青や緑が有効です。頭を活性させたい場合は黄色も便利です。

 

そのため勉強机の周りにこのような色の小物を取り入れたり、服装のカラーコーディネートを考えることで勉強意欲を出せるかもしれません。このように自ら色の心理作用を体験しながら学習する事で、より色彩への関心が高まりやすくもなるでしょう

 

初心者ならば諒設計アーキテクトラーニングのカラーセラピー資格がおすすめ

カラーセラピーを学ぶためにはTCカラーセラピー講座も諒設計アーキテクトラーニングの講座もどちらも役に立ちますが、初心者の方の場合は諒設計アーキテクトラーニングの講座がよりおすすめです。諒設計アーキテクトラーニングの講座は一つの講座だけというシンプルなカリキュラムが組まれている他、基本的に初心者対応というコンセプトを掲げているからです。

 

TCカラーセラピーの講座も下位講座は初心者に優しい講座ですが、ステップアップするにつれて難しさが増してくるでしょう。また複数講座を受講した場合はより上位のライセンスが認定されるとはいえ、全てを受講した場合は受講料もそれなりに高くなってしまいます。

 

諒設計アーキテクトラーニングでは1つの講座で3つの資格の肩書がもらえるため、この点シンプルかつおトク感があります。

 

カラーセラピストのプロを目指すなら実務が一番

カラーセラピストという職業はまだ知名度が高くはありません。しかし、今後色彩の持つ力への認知が広まるにつれて、注目が集まる可能性が考えられます

 

そのためまずはカラーセラピストの資格を取得して、その資格を活かして美容関係やエステ関係、ヒーリングサロン、インテリア・エクステリアショップなどのオプショナルメニューとしてカラーセラピーを取り入れて見ると良いでしょう。

 

実務をこなして実力をつけるにつれ、評判になってカラーセラピー単体の講座が持てるかもしれません