ピラティス資格完全ガイド|資格全種類一覧・比較

これからピラティスの勉強をして、ピラティス資格も取得し、ピラティスを仕事にしていこうと思っている方に朗報です。このページでは世にあるピラティス資格をまとめ、ピラティスの勉強を少しずつステップアップしていくのに適した講座を紹介していますので、お役立てください。

 

目次

主なピラティス資格は6つと少ない

ヨガと並んで人気のエクササイズ、ピラティス。インナーマッスルの鍛錬および腹式呼吸の利用によって交感神経を活性化できる効果があります。 実はピラティス資格はたったの6つ。その気になれば全部を取得できてしまうほど、数が少ないのです。

 

美容や健康増進、姿勢矯正などにあらゆるメリットのあるピラティス。学びたい人は今後も増えると思われるため、今のうちに資格を取得してインストラクターを目指してみましょう。

 

ピラティス資格一覧まとめ

ピラティスセラピスト(JAAMP)

日本メディカル心理セラピーが主催・認定するピラティスセラピスト資格は、ピラティスに関する基本知識、身体の動かし方、呼吸法、心のコントロール法、睡眠、食事などの基礎知識を備えた証明になります。レッスンはもちろん日常生活でも使えるスキルが身に着き実践的です。

 

ピラティス資格を取得して独立・開業したいと考える人が多く受験するほど、当資格はもっともメジャー。これをきっかけにピラティスの楽しさや健康の大切さに目覚めた人も少なからずいると言います。 受験資格はなく、出願はインターネットで申込み、在宅での受験です(受験料税込1万円)。

 

評価70%以上で合格できるので、決して難しくはありません。 取得後は自宅やカルチャースクール、ジムなどでレッスン活動が可能。現状ではピラティス指導者の求人はそれほど多くないため、開業して生徒を集める方法が堅実と言えます。

 

受験資格 なし
受験料 税込10,000円
申請方法 WEB申込
受験方法 在宅受験
合格基準 評価点70%以上で合格
試験日程

毎年6回開催(偶数月に開催)

ピラティスインストラクター(JIA)

日本インストラクター技術協会が認定する当資格は、ピラティスエクササイズに関する基本的な知識およびスキルを有する証明になります。 ピラティスとは何かを理解しているのはもちろん、ピラティスに必要な基本動作や効果的な呼吸法などの知識を身に着けており、ピラティスの専門家と言える存在です。

 

インストラクターとある通り、各人に適したエクササイズ法を指導できるだけの高い知識と技術を習得できるのが当資格のメリット。生徒とのコミュニケーションを重視して指導したい人に向いていると言えます。 このような資格ですが、受験資格は無く誰でも自由に受けられます。

 

ネット出願、在宅受験(税込1万円)、70%以上の得点で合格。 取得した後はフィットネスジム、カルチャースクール、独立開業などの道があります。

 

受験資格 なし
受験料 税込10,000円
申請方法 WEB申込
受験方法 在宅受験
合格基準 評価点70%以上で合格
試験日程 毎年6回開催(偶数月に開催)

ピラティスインストラクター(JADP)

日本能力開発推進協会が認定するこの資格は、ピラティスの理論を習得し、インナーマッスルを鍛える動きを実践・指導することができる証明となります。 ピラティスの基礎知識や人体に関する知見、ピラティスの基本動作や実践法など、広い知識を習得できます。

 

ピラティスをおこなう上での基本は「インナーマッスルの鍛錬」。効果的に鍛えることで心身をコントロールでき、身体的・精神的な安定を図る事に繋がります。 ピラティスインストラクターは文字通り指導者として、筋肉の鍛え方を熟知したスペシャリスト。

 

心身の健康を向上させるには確かなスキルを伴った指導が必要ですから、有資格者はとても重宝されます。 受験資格については、協会指定の認定教育機関で全カリキュラムを修了した人に与えられます。ネットで出願、在宅受験(受験料税込5600円)。

 

70%以上の得点率で合格となります。 取得後はジムやカルチャースクール、独立開業などあらゆる選択肢があるのも魅力的です。

 

受験資格 協会指定の認定教育機関などが行う教育訓練において、その全カリキュラムを修了した者
受験料 ネット講座申し込みで税込39000円+受験5600円
申請方法 WEB申込
受験方法 在宅受験
合格基準 評価点70%以上で合格
試験日程 随時

ピラティスインストラクター(IBMA公認)

国際ボディメンテナンス協会が認定するこの資格は、ピラティス全般の知識を備えた証明になります。その動作が身体のどの部位に効くのか、その時の身体の状態はどんなものかを実践的に習得していくことになるため、取得後すぐに現場で活躍できる人材となります。

 

3級(ベーシック)、2級(アドバンス)、1級(マスター)の各級に分かれています。座学での知識定着よりもムーブメントの定着を重視しているため、実践的な講座内容になっています。

 

費用に関しては、テキスト・受験料1万円、協会個人会員登録料3千円、初年度年会費5千円。マスター登録申請時に年会費5万円が別途かかるなど高額。 取得後は協会でのインストラクター活動がおこなえます。

 

受験資格 IBMA個人会員登録(3000円)が必要
受験料 3級189000円+年会費5000円
申請方法 WEB申込
受験方法 講座を受講
合格基準 非公開。認定試験あり
試験日程 27時間の講座を修了

ピラティスマットワーク指導者(BASIピラティス)

BASIピラティスが認定する当資格は、世界基準の資格コースを修了した者に与えられるライセンスです。世界で通用する資格なのでもちろん履歴書に記載でき、活動の場も国内外に開かれています。 マットワークすべてのレベルおよびエクササイズを指導できることの証明になり、言わばピラティスを何から何まで熟知したエキスパート的存在。

 

資格取得必須要項として自己練習や指導練習、レッスン見学を重視。いずれもコース開始から1年以内に終了しなければならないため、本当に習得を目指す人には最適と言えます。 試験内容は「解剖学クイズ」「最終試験(筆記・実技)」の2つ。70%以上の得点率で合格です。

 

取得後の活動としては、協会でのレッスン、カルチャースクール、ジム、海外など。世界に通用するレベルの資格ゆえに大きな武器となります。

 

受験資格 なし・自己練100時間・指導練習30時間・指導見学20時間必須
受験料 税込306000円
申請方法 WEB申込
受験方法 講座受講(合計36時間)
合格基準 非公開:最終試験あり
試験日程 6都市で講座を開催

マットピラティストレーナー(Body Element System JAPAN)

ボディ・エレメント・システム・ジャパンが認定する当資格は、ピラティスのムーブメントおよび生理学・解剖学、ティーチングスキルを身に着けた証明になるもの。頭と心、そして、身体を1つに感じるようなレッスンをおこなえる人材を目指せます。

 

当資格取得コースでは指導法や模擬レッスンを重視しているため、取得後すぐにハイレベルな指導ができるのが最大のメリット。即戦力となる人材は、国内はもちろん海外でも歓迎されます。

 

マットピラティストレーナー資格を得た後は、ピラティススタジオ、ヨガスタジオ、フィットネスクラブ、スポーツジム、個人教室など活躍の場は多様。また、機械を使ってのトレーニングをおこなう「マシンピラティストレーナー」資格との併用で、さらにマルチに活動することも可能です。

 

受験資格 なし
受験料 税込183600円
申請方法 WEB申込
受験方法 合計32時間の講座
合格基準 講座受講
試験日程 都市圏の講座に参加(日程要調整)

 

ピラティスで成功するために必要なこと

ヨガの心も理解したインストラクターになって

ピラティスとヨガは似ていると言われますが、実際は身体の動かし方や効果で異なる点の方が多いです。また、前者が筋肉にフォーカスしているのに対し、後者は精神面を重視していることからも、両者には根本的な違いがあります。

 

とは言え、ピラティスとヨガの共通点は「実際に身体を動かしながら健康を高めていく」ところ。「ヨガは単に筋肉を酷使するだけだから、ピラティスよりはるかに負担が大きくて非効率」などのマイナスイメージを持つのでなく、「最終的には健康や活力を手に入れるものだから、ヨガの心を理解すればおのずとピラティスにも通ずる部分はある」と言う思考を持つことが大事です。

 

ヨガ資格を持っていれば双方の違いや共通点をより理解できるかと思われますが、ヨガとピラティスそれぞれの良さや違い、本質的な意味を理解した上でインストラクター活動することが望まれます。

ピラティスとセラピーを融合させよう

ピラティスで得られる効果とは、身体的・精神的健康およびそれらの活力の向上。薬や手術に頼ることなくこれらを引き出す療法であるため、ピラティスとセラピーは互いに融合関係にあると言えます。 ピラティスによって心身の緊張をほぐし、それらの安定を図る。要するに心身のストレッチとリラクゼーションケアを同時におこなうことが求められています。

 

もっと言えば、ボディケアやビューティケア、メンタルケアなどあらゆるケアを意識してのピラティスエクササイズが重要と言うこと。たとえばメンタルケアであれば、単に身体を動かすのでなく、身体の使い方にも意識を向ける必要があります。身体の不調がそのまま精神のそれにつながっていることが多いため、「今後は身体に負担をかけない姿勢を心がけよう」などの「気付き」を伴ってエクササイズを行います。

 

こうすることでおのずとピラティスとセラピーが融合し、より心身の健康を向上させることにつながります。 インストラクターとして生徒に向き合うに当たり、セラピーを意識したエクササイズを施すと良いでしょう。

 

ピラティスをする生徒の気持ちを理解しよう

なぜ生徒はピラティスをしに来ているのか、まずはそこから考える必要があります。単に興味があるからなのか、それともピラティスを通して充実した心身を獲得したいのか、動機はさまざまでしょう。いずれにせよ、彼らがピラティスに何を求めているかをインストラクターが考えないことには、効果的な施術はできないと言うことです。

 

おそらくピラティスを初めてすぐに「苦しい、しんどい」などの声が上がると思われます。普段使わない筋肉を動かすわけですし、人によっては結構ハードに感じるものです。そこで声を荒げてしまうと逆効果。

 

本当はピラティスの楽しさを実感したいと思っていますから、まずは生徒の気持ちを理解し寄り添う必要があります。 慣れれば容易、でもそれまでが少々苦しい。それがピラティスであり、それを乗り越えた先に心身の健康や安定があると言っていいでしょう。

 

インストラクターとして多くの生徒を指導するにあたり、各生徒の気持ちを理解することを意識したいものです。

 

 

ピラティスのポーズを全部取れるように訓練して

ピラティスのポーズは実にさまざま。ブリッジやチェストリフト、レッグプルなど併せて数十種類にも上ります。 名称をすべて覚えるのはもちろん、どのような動作かも正確に理解しなければなりません。それぞれの動作にはきちんと意味があり、得られる効果もさまざま。

 

インストラクターとして指導するならばポーズをきちんと覚えるのは当然です。 とは言え動作の1つ1つを正確に覚え続けるのは大変。日頃から名称とポーズをセットでそらんじたり、実際にポージングしたりと訓練する習慣をつけましょう。 資格取得のためだけの知識では何の役にも立ちません。

 

資格を取って指導に当たるところまで見据えての知識定着が求められます。

 

ピラティスとストレッチは両方身につけて

ピラティスは「身体を動かしながらインナーマッスルや骨格のバランスを整えるエクササイズ」。対してストレッチは「筋肉の屈曲を伴うエクササイズ」。いずれにも共通しているのは「呼吸をしつつ筋肉を動かす」点です。 継続すればするだけ心身のバランスが安定し、健康的な身体になっていきます。

 

ピラティスとストレッチの両方を身に着け、より一層心身の充実を図ることが求められていると言えるでしょう。 ストレッチは身体の運動性能を上げる効果、ピラティスには身体の歪みを矯正する効果がそれぞれあります。両方を効果的に取り入れることに意味があるため、インストラクターにはぜひともストレッチのスキルも身に着けてほしいところです。

 

ピラティスは静的なストレッチとも言われています。動きを止めたり、力を入れたりしながらエクササイズをおこなうため、人によってはストレッチの方が断然楽と訴えるケースも。 苦しいながらもピラティス・ストレッチ双方を身に着けることで初めて、身体の調子が整っていきます。