カラーセラピー資格の取り方と主な仕事・業務内容

諒設計アーキテクトラーニングのカラーセラピー資格は、スペシャル講座を受講するだけで3資格同時に取得できます。課題提出がありますが、試験はないのですぐにでも実務に生かせるでしょう。元々仕事をしていた方にとっては肩書きを増やすちょうどよいチャンスになります。

 

目次

カラーセラピー資格を仕事に生かすアイデアまとめ

 

カラーセラピー資格は、色彩を使ってセラピーを行なうのに必要なノウハウを有している方に認定されるものです。セラピーという名前通り、基本的にこの資格は癒しをコンセプトにした資格ですが、実はカラーセラピー資格を活用できる場所はセラピーの現場だけではありません。

 

デザイン関連の仕事はもちろん、デスクワークを行なう事務職や家庭でも活用できるものです。色彩には人の心理的な面や生理的な面に大きな力を与えることがあります。そのため色彩のエキスパートになることができるカラーセラピー資格は、日常生活のあらゆる場面で役立つものです。この記事では色彩知識を仕事に活かす具体的な方法についてご紹介します。

 

カラーセラピー資格とは?

諒設計アーキテクトラーニングの通信・スペシャル講座で取得できる資格

諒設計アーキテクトラーニングの「カラーセラピー3資格取得講座」はカラーセラピー資格取得を目指している方にはおすすめの講座です。諒設計アーキテクトラーニングは実生活に役立つ様々な資格講座を提供している通信講座スクールですが、サポート体制が充実しているため安心です。

 

基本的に全ての講座は初心者に対応したカリキュラムを組んでいます。カラーセラピーに関して何も分かっていない方でも問題なく受講していただけます。また本講座を受講する方一人一人に専門スタッフがつくため、分からない事はいつでも質疑応答で対応してもらえます。

 

諒設計アーキテクトラーニングの講座には通常講座とスペシャル講座の2種類がありますが、このうちスペシャル講座を受講する場合は3つのカラーセラピー資格をスムーズに取得する事ができます。最短2カ月で同時取得可能なため、出来るだけ早く資格を仕事に活かしたい方にもぴったりです。

 

スペシャル講座で取得できる資格は、日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)主催の「カラーセラピー」と、日本インストラクター技術協会(JIA)主催の「色彩インストラクター」、そして、日本デザインプランナー協会主催の「カラーアドバイザー」の3つです。それぞれの資格の概要は以下の通りです。

カラーセラピー(JAAMP)

受験資格 なし
受験料 税込10,000円
申請方法 WEB申込
受験方法 在宅受験
合格基準 評価点70%以上で合格
試験日程 毎年6回開催(偶数月に開催)

公式サイト:https://www.domap.net/test/color/

カラーアドバイザー(JDP)

受験資格 なし
受験料 税込10,000円
申請方法 WEB申込
受験方法 在宅受験
合格基準 評価点70%以上で合格
試験日程 毎年6回開催(偶数月に開催)

公式サイト:https://www.designshikaku.net/test/color/

色彩インストラクター(JIA)

受験資格 なし
受験料 税込10,000円
申請方法 WEB申込
受験方法 在宅受験
合格基準 評価点70%以上で合格
試験日程 毎年6回開催(偶数月に開催)

公式サイト:https://www.jpinstructor.org/shikaku/shikisai/

 

試験免除で3資格同時に取得できる

諒設計アーキテクトラーニングのスペシャル講座では、カラーセラピー資格を3つ同時に取得できるだけでなく、試験免除で取得することもできます。通常講座を受講した場合は、卒業後に自身で試験を受ける必要があります。しかし、スペシャル講座では卒業課題を提出する事で試験の代わりとしてもらえます。

 

そのため卒業と同時に有資格者になることができます。試験会場では緊張してしまうという方や、試験を受けに行く時間がないという方、また試験自体が嫌いだという方にはおすすめのコースです。通常講座よりも2万円ほど受講料が高くなりますが、通常講座の場合は3つの試験を受けるために3万円かかるため、最終的にコストパフォーマンスがよくなります。

 

6カ月で6個の課題提出がノルマ

スペシャル講座ではテキストの勉強に加えて、5回の添削と卒業課題の計6つの課題提出が求められます。添削課題は郵送で提出する事になりますが、その都度コメント付きでわかりやすく回答してもらえるため実力が身についていきます。

 

課題提出時に同時に質問を送る事も可能です。添削問題をこなすことで、卒業課題への準備もできるでしょう。なお質疑応答に関しては、添削提出時ではなくてもいつでも行なうことが可能です。

 

インテリアやファッションデザインで活躍できる

家具やオフィスのデザインで使う人の心を動かせる

カラーセラピーの講座で学べることは職場でも活かす事ができます。セラピーの講座とはいえ、カリキュラムで扱われる内容では色彩に関する様々なポイントが含まれています。例えば色の性質や色彩調和、カラーコーディネーション、近代デザインと色彩といったテーマです。

 

そのため人を癒すためだけでなく、色彩を職場に活かすテクニックも習得可能です。例えばインテリア業界という色彩を駆使する現場でノウハウやスキルを活かす事ができます。これらの業界では、商品の価格やフォルムなどももちろん重要ですが、色彩デザインも非常に重視されます。

 

多くの方は商品を選ぶ際にまずフォルムや色を見て気にいって、それから値段を見て買うかどうか決めることでしょう。色は真っ先に視覚情報として伝わる内容であり、どんな色彩を使うかたによって商品の売れ行きが左右されます。家具やオフィスで使うインテリア商品は長い間使うことになる他、日常生活の中で長い時間目にするものです。

 

そのため出来るだけ良い色彩デザインのものを選ぶ必要があります。例えば青や水色といった寒色系の色彩は、気持ちを落ち着かせたり集中力を伸ばしたりする効果があると考えられています。黒はスタイリッシュな雰囲気を感じさせるため、気持ちを引き締めたい方にはおすすめの色です。

 

色彩知識がある方は、このように色が持つ心理的な作用を踏まえてデザインを考えたり、そのデザインの商品を販売する方法を考えることができます。

 

ファッションで人の心を明るくできる

ファッション業界においても色は重要です。ファッション業界はブームがめまぐるしく変化する業界ですが、色彩ノウハウがある方は上手にカラーデザインを考えることができます。春夏秋冬など四季に合わせたデザインを考えたり、その色の服が他の人に与える印象を踏まえて色を選んだりする事が可能です。

 

また販売者としても、「この色を着ると、このような心理作用がありますよ」といった感じで販促活動を行なえるようになるでしょう。例えば陽気な気持ちになりたい方にはオレンジ、春先で新生活を始める方には希望や喜びと結び付く黄色などが向いています。デザインを考える場合にも商品販売をする場合でも、色の知識は役立ちます。

 

家族円満になれるインテリアのアイデアを提案できる

インテリアは機能面だけでなく、家庭の中で特定の雰囲気を作り出すことに貢献することがあります。例えば緑は寒色系でもなく暖色系でもない中間色です。そのため平和な雰囲気や穏やかさを象徴する色です。観葉植物やテーブルクロスなどに緑色を取りこむ事で、自然と穏やかな雰囲気がうまれやすくなるかもしれません。

 

またコミュニケーションを円滑にする作用が指摘されているオレンジを取り入れても良いでしょう。落ち着きのあるシックな雰囲気を出したい場合は茶色もおすすめです。

ストレスなどで多くの方がピリピリしやすい現代社会にあって、このように気持ちをリラックスさせてくれる色のアイテムを取りこむ事は、家族円満をサポートする一つの良い方法です。

 

インテリアショップなどで働いている場合は、お客さんに色彩効果を踏まえた商品説明をすることもできるでしょう。

 

仕事と勉強効率を大幅にアップできる

デスクワークの効率が向上

色彩に関する知識はデスクワークをする場合にも役立ちます。デスクワークでは長時間の作業を淡々とこなす場面も少なくないでしょう。そのため集中力が求められます。集中力を出してくれるのは青です。青は気持ちをリラックスさせるため、単純作業や頭を使う仕事を行なう際に役立つ色となります。

 

気持ちがリラックスしていると、緊張したりそわそわしたりせずに、目の前の仕事に目が向きやすくなります。青は寒色系の色であり、クールという言葉が似合う色です。そして、頭を冷やしてリフレッシュする事をクーリングオフと表現したりしますが、まさに青は頭をすっきりさせるのに「おあつらえの色」と言えます。

 

色彩の知識がある方はこれを踏まえて青のアイテムを職場に導入できるでしょう。

例えばデスク周りのアイテムとして、マウスパッドやペン、ファイルカラーなどを青にしてみるといいでしょう。

 

暗記・判断力・発想力が大幅にアップ

頭を活性化させて理解力や判断力、イマジネーション力などをアップさせたい場合は、黄色が役立ちます。黄色は左脳を刺激して知能を活性化するとされています。そのため黄色のアイテムを取りこむことで暗記する力や判断力が底上げできるかもしれません。

 

黄色は鮮やかで目立つ色であり、気持ちをリフレッシュするのにとても良い色です。問題に取り組んでいる時や、会議の場、新しいデザインを考えている時などに黄色のアイテムを身につけたり飾ったりすると良いでしょう。

 

プレゼンやレポート作成スキルに生かせる

色彩資格の有資格者は、プレゼンやレポート提出時にも色彩スキルを活用できます。例えばプレゼン前は緊張するものですが、気持ちを落ち着かせる青を使って気持ちをなだめる事ができるかもしれません。またプレゼンやレポート発表時に他者の注意を引きつけたい場合は、赤などの強烈な色を用いることができます。

 

もしプレゼンの内容が幸福感や優しさなど人間のユーモラスなテーマについて扱っている場合は、ピンクを自然に用いることができます。

このように色の心理的な作用を使ってさりげなくプレゼンやレポートに混ぜ込むことで、伝えたい内容を感覚的につかんでもらったり、注意喚起を達成する事ができるでしょう。

 

カラーセラピーは人の心を色で明るくする仕事

カラーセラピー講座で学ぶ最も重要なポイントは、講座や資格の名前通りセラピーに関連した事柄です。現代社会は癒しを多いに必要としていると言われます。ストレスを毎日のように溜めこんでいる忙しい方にとって、心のリフレッシュやリラックスした時間は非常に大切です。

 

色彩をそれを行なう上で大変便利なツールです。色彩には人の気持ちを高揚させる力があります。例えば朝起きた時に真っ青な空を見たり、休日に森林や高原がある場所にいって緑に触れると気持ちが明るくなるでしょう。またオレンジ色の間接照明がおしゃれな部屋にいると、気持ちがほっこりするものです。

 

このように色は感情に働きかける作用を持つため、上手に日常生活に取りこむ事である程度気持ちをコントロールすることが可能です。

カラーセラピーではこの色の性質を活かして、相談者の悩みを解消する色のアイテムを提案する事があります。

 

また相談者自身が自分の深層心理に気づけるように、当人が持つ色へのイメージを利用して悩みを引き出すこともあります。カラーセラピーを受ける事で、相談者は自分の気持ちを整理して、家庭や職場で元気を出しやすいカラーを選択できるようになります。人を癒やすサポートができる仕事のため、やりがいがあります。

 

カラーセラピー資格で仕事の質が向上する

カラーセラピー資格を取得した方は、色彩に関する講師活動をしたり、ヒーリングサロンやエステサロンなどでカラーセラピーのサービスを提供するなどして、人を元気づける手助けができます。しかし、直接セラピーに関係した仕事を行なわない場合にも、ここまで見てきたようにデザイン関連の仕事でスキルアップにつながるため便利です。

 

人間は視覚からかなりの量の情報を脳に取りこんでいると言われていますが、色彩情報は視覚情報の中でもメインのものです。色彩があることで人間の生活は豊かになり、商品は魅力的なものになり、気持ちは癒されます。色彩が持つ様々な力を学べるカラーセラピー資格は、取得しておいて損はありません。