タイ古式マッサージ資格完全ガイド|資格全種類一覧・比較

タイ古式マッサージ関連資格として世の中にあるものをできるだけ収集して一覧リストにして、まとめました。どの資格を取得したいか、どんな資格があるのか知りたい方には特に便利でしょう。資格の詳細、通信講座の詳細概要表などもありますので、まずはご確認ください。

 

セラピーと合わせるのが主流

タイ古式マッサージ関連資格を取った後は、セラピーと合わせたメニューを提供するのが主流となっています。セラピーとは、薬や手術をすることなく行う一種の療法です。セラピーは主に心理療法と物理療法の2つがあります。例を挙げると、

 

  • 心理療法: 箱庭療法、アートセラピー、ゲシュタルト療法など
  • 物理療法 (理学療法とも): 温泉療法、気候療法、日光療法など

 

このような療法とタイ古式マッサージ関連資格を組み合わせて、自宅サロンを開いたり、転職する方が多いのです。そのため、あなたの興味や関心に応じてタイ古式マッサージ以外にセラピー関連資格を取得することもおすすめです。

 

「タイ古式マッサージ資格以外にどんな資格を取ったらよいか分からない」という方は、タイ古式マッサージ資格認定機関のホームページをチェックしてみましょう。このような機関はタイ古式マッサージ資格以外にもさまざまなセラピー関連の資格試験を準備しています。

 

タイ古式マッサージ資格一覧まとめ

本記事ではタイ古式マッサージ資格を4つ紹介します。少ないと思う方もいるかもしれませんが、あなたの望むことや費用や期間を考えて、どの資格を学ぶのか検討してみてください。

 

「どれも内容は大して変わらないのでは」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、この4つは料金や習得できる内容・必要な費用や期間が違います。あなたがなりたいイメージを頭に置いて読んでくださいね!

 

タイ古式整体ボディセラピーアドバイザー(JAAMP)

タイ古式整体ボディセラピーアドバイザーは、日本アロマメディカル心理セラピー協会(JAAMP)が認定する検定試験です。難しそうだと感じる方もいるかもしれませんが、受験にあったって必要な資格はなく在宅で試験が受けられるので、忙しい方でも受験しやすく受験料も10,000円とリーズナブルなのが特徴です(もちろん学習は必要です!)。

 

技術だけでなくタイ古式マッサージが生まれた背景から問われるので、「タイ古式マッサージを気軽に根本から理解したい!」という方にうってつけです。の試験では主に以下の知識が問われます。

 

  • タイ古式整体の歴史・仏教との関係
  • タイ古式整体の施術に必要な解剖生理学や食事
  • 体内を巡るエネルギーの流れ

 

受験資格 なし
受験料 税込10,000円
申請方法 WEB申込
受験方法 在宅受験
合格基準 評価点70%以上で合格
試験日程 毎年6回開催(偶数月に開催)

タイ古式ヨガボディヒーリングインストラクター(JIA)

タイ古式ヨガボディヒーリングインストラクターは、日本インストラクター技術協会(JIA)が認定する資格です。こちらも在宅で受験でき、受験票と試験問題が自宅に届いたら試験期間中に解答し、提出期限までに返却用の封筒を使って解答を返送します。

 

先に紹介したタイ古式整体ボディセラピーアドバイザーと比べると、より実用的な知識が主になります。その他の項目については、受験料・申請方法・受験方法・合格基準や試験日程まで、タイ古式整体ボディセラピーアドバイザーと明確な差はありません。試験では主に以下の知識が問われます。

 

  • タイ古式整体の道具の扱い方
  • 接客方法
  • 施術の方法

 

受験資格 なし
受験料 税込10,000円
申請方法 WEB申込
受験方法 在宅受験
合格基準 評価点70%以上で合格
試験日程 毎年6回開催(偶数月に開催)

プロフェッショナルセラピスト(JTTMA)

プロフェッショナルセラピストは、日本タイ古式マッサージ協会(JTTMA)が認定する資格です。この資格は先に紹介した2つの資格と比べるとハードルが高く、112時間の講習を受けて初めて受験資格が得られるものです。講座と資格試験がセットになっています。

 

受験前に112時間の講習を受ける必要があり費用面でもハードルは高い(講座受講に446,500円)ですが、解剖学からみっちり学べます。さらに合格すればタイ政府公認資格者と認定されます。

 

講座内容は「セラピストベーシック」、「セラピストマスター」、「スキルアップ3科目(運動・栄養・睡眠)」に分かれています。JTTMAでは、科目ごとに受講も可能となっていますが、プロフェッショナルセラピストではこれらの講座が1つにパックされています。試験内容は筆記試験と実技試験です。

セラピストベーシック講座内容
実際にサロンで行われている2時間の施術ができる技術習得が目標です。

  • タイ古式マッサージの基礎
  • ワンオンワンセラピー (仰向けとうつ伏せでの施術)
  • 西洋解剖学基礎

 

セラピストアドバンス講座内容
この講座ではパーソナルセラピーを行うための検査や評価方法習得が目標です。

 

  • パーソナルセラピー(検査や評価方法含む)
  • 横向きでの施術
  • 運動器の役割や機能

 

「運動器とは?」と疑問に思った方のために解説をすると、運動器は骨・関節・筋肉・神経で成り立っています。この中の一つでも調子が悪くなると身体を動かすときに不快感や支障を感じるようになります。タイ古式マッサージ技術を習得するには必須の知識です。

スキルアップ3科目(運動・栄養・睡眠)講座内容
ここでは運動・栄養・休養面から健康に関するアドバイスをお客様にできるようになるための学習を行います。身体の調子を改善するには、単にお客様がタイ古式マッサージを受ければそれでよいというものではなく、お客様の普段の生活をより健康的に整えていくことも大切です。それを踏まえてこの講座を受講しましょう。

 

  • 健康アドバイスを行うために必要な知識
  • お客様への指導方法

 

受験資格 なし
受験料 税込446,500円(112時間)+受験料7500円
申請方法 WEB申込
受験方法 筆記+実技
合格基準 非公開
試験日程 定期・継続して通う必要あり

タイ古式マッサージセラピスト(IBMA)

タイ古式マッサージセラピストは、国際ボディメンテナンス協会(IBMA)が認定する資格です。先に紹介したプロフェッショナルセラピストよりはハードルは低く、最短15時間の講座受講(4講座)で受験資格が得られます。講座にかかる費用も99000円と、先に紹介したプロフェッショナルセラピストの講座よりはかなり低めに設定されています。

 

国際ボディメンテナンス協会(IBMA)で取得できるタイ古式マッサージ関連資格は2つ(「タイ古式マッサージ2級 Basic」と「タイ古式マッサージ1級 Master」)ありますが、ここでは初心者向けのタイ古式マッサージ2級 Basicを解説します。

タイ古式マッサージセラピスト講座(タイ古式マッサージ2級 Basic)内容
タイ古式マッサージセラピスト資格を得るには、まず指定された講座の単位をすべて取得する必要があります。

 

  • タイ伝統医学の歴史・基礎理論・マッサージテクニック(仰臥位・横臥位・伏臥位・座位)
  • タイ古式マッサージの流れ
  • 試験対策・復習

 

この講座の中に試験対策と復習も入っているのが嬉しいですね!不安に思うことがあればこの間に質問しておきましょう。

 

受験資格 IMBA個人会員登録必要
受験料 税込99000円+受験料10,000円
申請方法 WEB申込
受験方法 講座15時間
合格基準 非公開
試験日程 講座に沿う

 

頼りになる資格が少ない理由

ここまで4つの資格を紹介しましたが、これらはすべて民間資格です。タイ古式マッサージで頼りになる資格が少ないのには理由がいくつかあります。以下3つをご覧ください。

 

  • タイ古式マッサージは日本国内には国家資格なし
  • 判例により整体やほぐし・整骨院などマッサージ系の店舗が乱立
  • 無資格マッサージ士への風当たりが強い

 

日本では、タイ古式マッサージ関連の資格は民間資格であり、国家資格ではありません。日本で該当するマッサージ関連の国家資格は「あん摩マッサージ指圧師」が該当します。ここから生じるのが無資格マッサージ士問題です。ここでいう無資格とは、「マッサージを仕事にしているが国家資格を持たない」状態を指します。

 

「無資格者がマッサージをおこなっていいのか」という議論は当然あるのですが、これを問題ないとした判例があります。それが「医業類似行為は、人の健康に害を及ぼすおそれのある業務行為でなければ禁止処罰の対象とはならない」 (昭和35年1月27日 最高裁大法廷判決) です。

 

つまり、「施術を行って症状を悪化させない限り禁止や処罰の対象にはならない」のです。この判決を受けてマッサージや整体系の店舗が激増しました。タイ古式マッサージも国家資格ではないのでこの範疇に入ります。

 

あん摩・マッサージは国家資格が必須になる

先ほども説明しましたが日本で堂々とあん摩・マッサージを仕事として行うのであれば、「あん摩マッサージ指圧師」という国家資格が必要です。この国家資格は、以下の条件を満たすと取得できます。

 

  • 厚生労働大臣認定の専門学校に3年間通う
  • 卒業内定
  • 国家試験合格
  • 卒業
  • 免許取得

 

厚生労働大臣や文部科学大臣認定の学校で3年以上学ぶと受験資格が得られます。それから国家試験合格を目指すのです。つまり、「法律にしっかり守られて堂々とマッサージをやりたい」というのであれば、あん摩マッサージ指圧師一択となります。

 

マッサージを標榜すると法律に違反する

日本では現状マッサージができるのはあん摩マッサージ指圧師のみと定められているため、この資格を持たずにマッサージに類する仕事に携わると法律違反となります。しかし、最高裁大法廷判決では「人体に害が出なければ処罰されない」と出ているため、「法律には違反するが処罰の対象ではない」ということになっており、黙認状態です。

 

法整備が追いつかず利権が邪魔をしている

近年ストレス社会と相まって、整体やリフレクソロジーなど名称さまざまな「身体のコリを取る」ためのお店が増えています。「コンビニ並みに増えてるんじゃないか」と思う方もいるでしょう。

 

しかし、これらの店は、法律の曖昧な点 (先に紹介した判決や「マッサージ類似行為を禁止処罰するにはそれが健康被害を及ぼすと認定する必要がある」厚生省医務局長通知) をうまく利用しているのです。

 

もともと国家資格として認定されているあん摩マッサージ指圧師団体はこの現状に対して是正を積極的に厚生労働省に働きかけていますが、法整備は追いついていません。

 

初心者資格を取得だけで危険な施術はしないで

このような現状があるので、タイ古式マッサージ資格を取ったからといって身体のどの部分でも施術できると過信して危険な施術を行うことは厳禁です。

首周りの施術はしないこと

首回りには自律神経のバランス (交感神経と副交感神経)を整える大切な部分があります。この部分は、経験を積んだあん摩マッサージ指圧師(国家資格)であっても非常に気を遣って施術を行います。

 

過去には国家資格を持たない無資格者が乳幼児の首を曲げるマッサージをして死亡させるという事故が発生しています。相手が大人であっても首回りの施術はしないでおきましょう。

 

体が硬い人への施術は気をつけて

身体が硬い人は身体の動く範囲が通常より狭いため、身体がある程度柔らかいまたは普通の人と同じように施術をするとかえって身体を痛める可能性があります。施術の前にお客様に体が硬いかどうか聞いてみましょう。

また、施術中でもお客様の身体が妙に力が入っていないか、痛そうにしていないか、など常に状態を感じ取りながら施術してください。

 

靭帯・腱・筋の構造を理解しよう

靭帯・腱・筋の構造を理解することは、身体の自然な動きやバランスを理解するのに役立ちます。これら3つがあなたの身体を動かすときに働くのです。逆に言うとこれら3つの働きや構造をよく理解できれば、あなたは身体の動く仕組みがわかるようになったと言えます。以下簡単にそれぞれの働きを説明します。

 

  • 靱帯: 関節を支点に骨同士をつなぎます
  • 腱: 筋肉が固くなって骨にくっついています。筋肉→腱→骨という順番で骨にくっつきます。図ではよく筋肉両端で白く表現されている部分です。
  • 筋(すじ): 筋肉の繊維

 

公に「マッサージ」と言えない法的事情を理解しよう

タイ古式マッサージ資格をとれても、日本の法律上、あん摩マッサージ指圧師の資格を持っていなければ公に「マッサージ」という看板を掲げての開業はできません。なぜなら現状、あん摩マッサージ指圧師が唯一のマッサージ可能な国家資格であるからです。

 

まずは諒設計タイ古式マッサージ資格で最初の一歩を

初心者の方でも受験しやすいのは、今回1番始めに紹介した2つの資格です。合格するためには当然勉強する必要があるのですが、初めてだと何かと不安が先立ちますよね。そんな方は通信教育を利用しましょう。

 

そこでおすすめなのが諒設計タイ古式マッサージ資格講座(タイ古式整体ボディセラピーアドバイザーW資格取得講座)です。この講座は自宅で学べ、W資格とある通り、「タイ古式整体ボディセラピーアドバイザー」と「タイ古式ヨガボディヒーリングインストラクター」両方の受験に対応しています。

 

学習期間2ヶ月で資格取得が狙えます。費用は6ヶ月(最短2ヶ月)コースで、59,800円とリーズナブルです。元をしっかり取ろうと思ったら「タイ古式整体ボディセラピーアドバイザー」と「タイ古式ヨガボディヒーリングインストラクター」のダブル受験もよいですよ!

 

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