タイ古式マッサージ資格|人気&高評価資格ランキング

由緒正しいタイ古式マッサージ資格は、きちんとしたものを取得しないと他人への施術はできません。通信講座のタイ古式マッサージで施術をすることはできませんが、タイ古式マッサージの最初の一歩としては役立ちますので、その道を志す方は基本としてぜひ身につけてみてください。

 

目次

タイ古式マッサージの基本を網羅すべし

タイの人びとにとってマッサージはごく一般的です。身体の調子が悪い時、病院に行くよりマッサージを選ぶ人もいるほど。実際、タイには至る所にマッサージ店が軒を連ねており、誰でも気軽に癒しを求められるようになっています。

 

2500年もの歴史を誇るタイのマッサージ。その効果は現代医学の観点からも証明されており、医療とマッサージとの間に垣根は存在していないと言っても過言ではありません。 そんなタイ古式マッサージですが、施術の際は頭のてっぺんからつま先と全身くまなくおこないます。

 

凝り固まった筋肉をゆっくりとほぐしていくため、血流促進・自律神経のバランスが整う・免疫力の向上と広範囲にわたって効果が表れます。 流派としては、バンコク式とチェンマイ式の2つ。一般的にタイ古式マッサージと呼ばれるのは後者です。

 

ストレッチが多く取り入れられ、技は200種類以上。それに対してバンコク式はロイヤルマッサージがルーツとなっており、技は100種類程度。 テクニックに関してはパームサークル(手の平を使い、広範囲をマッサージする)、フットプレス(筋肉量の多い部位や足裏などを指圧)など、基本と呼べるものだけでも数十種類以上。

 

実は奥はとても深いタイ古式マッサージ。基本を網羅するだけでも大変ですが、技を身に付ければ日々の生活で役立ちます。

 

タイ古式マッサージ資格一覧まとめ

タイ古式整体セラピスト(JAAMP)

日本メディカル心理セラピー協会認定のこの資格は、タイ古式マッサージの知識を有した証明になります。習得内容は歴史や仏教徒の関係、解剖生理学の知識、食事法など。美容や健康にも役立つため、女性の人気が高いことも挙げられます。 身体の不調を訴える人に対し癒しを与えるのが役割。

 

現代人は何かと健康を崩しがちですから、癒しに特化した専門資格として活動できます。 整体+タイ古式整体とをマッチングさせることで効果倍増。当資格を取得すればそうしたスキルが身に着きます。 受験資格は特にありません。誰でも自由に試験を受けられます。

 

ネット出願、在宅受験(受験料税込一万円)、70%以上の得点で合格できます。 活動の場は自宅教室やカルチャースクール、ヨガ教室など幅広いのも特徴です。

 

受験資格 なし
受験料 税込10,000円
申請方法 WEB申込
受験方法 在宅受験
合格基準 評価点70%以上で合格
試験日程 毎年6回開催(偶数月に開催)

タイ古式整体士(JIA)

日本インストラクター技術協会認定の当資格は、ヨガの知識全般に関する知識を有した人に認定される資格です。歴史、文化、ポージング、効果効能など、体系的な知識を習得できます。 また、道具を用いた施術法についても学べるのが特徴。たとえばハーブボール、ホットストーンと言った伝統的な方法などです。

 

肉体と精神の双方に癒しを与える「ヒーリングヨガ」のスキルが身に着く資格として人気の資格。近年注目度が上がっています。 受験資格はなく、ネット出願、在宅受験と利便性が高いです(受験料税込一万円)。70%以上の評価で合格です。 取得後はヨガ教室やスポーツジム、個人開業などで資格を活用できます。

 

受験資格 なし
受験料 税込10,000円
申請方法 WEB申込
受験方法 在宅受験
合格基準 評価点70%以上で合格
試験日程 毎年6回開催(偶数月に開催)

プロフェッショナルセラピスト(JTTMA)

日本タイ古式マッサージ協会が認定するこの資格は、「本物の」タイ古式マッサージ術を身に着けた人に与えられます。 タイ政府認可の「タイマッサージ伝統医療協会」との提携により実現したプログラムを修了することで、本物かつ実践的なスキルを習得できます。 当資格保有者は言わば専門職。

 

豊富で体系的な知識と技能を持つ人材として活躍したい人におすすめ。取得は容易ではありませんが、挑戦する価値は高いと言えます。 コースは「セラピストスタート(入門)」「セラピストベーシック」「セラピストアドバンス」の3つ。初心者はまず、入門コースを受講すると良いでしょう。

 

その上で上級スキルを身に着けたいなら、ベーシックおよびアドバンスの受講を推奨します。サロンなどで施術できるスキルを習得できるのはベーシック以上。本格的に仕事にしたい人には必須のコースです。

 

受験資格 なし
受験料 税込446,500円(112時間)+受験料7500円
申請方法 WEB申込
受験方法 筆記+実技
合格基準 非公開
試験日程 定期・継続して通う必要あり

タイ古式マッサージセラピスト(IBMA)

国際ボディメンテナンス協会認定の当資格は、タイの伝統医学やセン(10本のエネルギーライン)、テクニックなどを習得した証明になります。 タイ政府との提携により、講座受講+認定試験合格で資格を取得できます。

 

特筆すべきは講座を担当する講師の全員が、タイ古式マッサージの総本山であるワットポー王立寺院で公式資格を取得していること。本場のそれも中心的存在である機関出身の講師から直々に指導を受けられるため、とても貴重です。

 

概念と技術を深く理解したい人には最適ではないでしょうか。 コースは2級ベーシックと1級マスターの2つ。受験料はそれぞれ教材費+受験料一万円がかかります(別途協会会員登録料など必要)。 取得後は協会事業への参加、個人教室、スポーツジムやフィットネスクラブでの講師活動などが想定されます。

 

受験資格 IMBA個人会員登録必要
受験料 税込99000円+受験料10,000円
申請方法 WEB申込
受験方法 講座15時間
合格基準 非公開
試験日程 講座に沿う

 

施術をするのは気をつけて

 

通信講座の資格でできる範囲

タイ古式マッサージ資格は、そのすべてが民間資格。通信講座で資格を取得しても実際に施術することはできません。 通信でできる範囲はそう広くありません。むしろ非常に狭いと言って良いくらい。

 

国家資格ではないので低く見られがちなことに加え、医業ではないため医師法などの制約を受けることにもなります。 資格を取得したとしても、あまり大それたことができないのが実際のところ。内容的には整体のそれとほとんど変わらないと言えるでしょう。

 

「マッサージ」及び「治療」を標榜するのは禁止

法律上の制約として、日本では「あん摩マッサージ師」「指圧師」「柔道整復師」以外はマッサージや治療をおこなうことは禁止されています。 また、広告や看板にマッサージと表記することも禁じられています。国家資格で無い限り、いくら民間のマッサージ資格を持っていたところで施術は不可能と言うことです。

 

マッサージは「業務独占資格」、すなわち独占的に当該業務をおこなうことを許可されている資格です。有償か無償かに関わらずマッサージを実施するのは違反となります。これを知らない人は多く、堂々と「マッサージ店」と掲げて営業しているケースも見受けられるほど。自己につながる恐れもあるため、絶対に施術してはいけません。

 

首ゴキゴキは絶対にダメ!

マッサージと言うと首やら足やらをゴキゴキ動かすイメージがあるかもしれません。力任せに動かしたところで効果は無いばかりか、痛めてしまう恐れすらあります。ましてそれが相手に対してのものなら尚さら問題。トラブルの元です。

 

ゴキゴキすればおのずと良くなるものではないため、加減が必要です。マッサージの目的は不調を解消すること。骨や筋肉がどうにかなってしまうマッサージに意味はありません。

 

 

業としてタイ古式マッサージをする場合

「マッサージ」という言葉は使用禁止

先述の通り「マッサージ」の言葉を使うのはNG。あん摩師やマッサージ師などの独占業務なのでタイ古式マッサージ資格は対象外です。マッサージは治療にあたることから、医師以外で治療をおこなえるのはあん摩師などに限定されています。

 

リラクゼーション、ボディケア、ほぐし、ほぐし癒しなどの名称であれば何ら問題無いので、堂々と開業しても大丈夫。病院、医院、診療所などと誤解させる様な紛らわしい名称を避ければ法に触れる心配はありません。

 

知らずにうっかり使ってしまうと病院や医院と間違われ、利用者から思わぬ苦情が寄せられる可能性も。医師法にもひっかかり、医業と誤認させてしまうのは明白です。そうならないためにも、サロン名には細心の注意を払わなければいけません。

 

効果があることを断言するのは禁止

「○○のような処置をすれば××の効果がある」などと言ってしまうのもダメ。医療行為を連想させるため使ってはいけません。 そもそも医療行為ではない上に、絶対的な効果を保証するのは不可能。安易に効果を謳ってしまった結果トラブルが生じれば、当然セラピストは責任から逃れられません。

 

「誇大広告」の類になるため、これを禁じる薬事法に触れてしまいます。「~の効果がある」「~が治る」「~が改善される」のような表現は効果効能を誤認させるおそれがあるので絶対に使ってはいけません。

 

リスクを事前にすべて伝えること

マッサージをおこなう以上、常にリスクを孕んでいます。サロンの利用者にリスクを事前に説明し、同意を得た上で施術するのはセラピストの義務です。 痛み、骨折、症状の悪化、効果が見られないなどなど、程度の差はあれ何らかのリスクを引き起こす可能性は十分あります。

 

時には生命に直結するほど深刻な事態に発展することもあるため、いい加減な気持ちで施術しては絶対にダメ。 また、利用者に何らかの持病があり、マッサージが原因で一気に悪化してしまうケースも報告されています。

 

持病がどのように作用するかなど分かるはずもないので、考えようによってはマッサージと言う行為自体がとても怖いものである言えます。 リスクはつきものと言う認識を利用者に持ってもらうために、事前の説明は十分に果たさなくてはなりません。

 

理想はタイの大学を卒業すること

タイ古式マッサージ資格試験は誰でも受けることができますが、どうせなら本場タイで取得するのがベストです。すべての大学で学べるわけではないものの、マッサージに関する学びの場を提供している大学は多いからです。 理論から実践に至るまでを体系的に習得でき、マッサージ資格を得ることも可能。

 

タイ古式マッサージの総本山・ワットポーで学んだ講師による講義もあり、非常に貴重な体験ができます。 短期留学ならば10日程度で済むため、長期で休みを取らずとも渡航できるのもうれしいところ。もちろん短期とは言え授与されるのはれっきとした修了証なので、本場の手技をきちんと会得できます。

 

ちなみに、大学以外にも専門学校がいくつもあります。タイ政府公認のお墨付きなので信頼性があり、プログラムも充実しているケースが多いです。 本格的に本場の空気に触れるなら、タイの大学で学ぶのがベストです。

 

諒設計アーキテクトラーニングのタイ古式マッサージ資格は学習の最初の一歩に

タイ古式マッサージ資格を通信講座で取得するならば、諒設計アーキテクトラーニングがおすすめです。数多ある通信講座の中でも評判が高いため、候補として一行の価値あると言えるでしょう。 「タイ古式整体セラピスト」「タイ古式ヨガボディーヒーリングインストラクター」の2資格を同時に取得できる講座も開講されており、W取得が可能です。

 

しかも「スペシャル講座」を選べば試験免除で取得でき、非常にお得。確実にライセンスが欲しい人には最適なコースです。 独学で進めようとしても、何をすればいいのか分からないのが実際。対応した書籍も極めて少ないのでお手上げ状態です。そんな時に味方になるのが諒設計。

 

何でもいいから1つ、タイ古式マッサージ資格を得るなら諒設計アーキテクトラーニングで一歩を踏み出してはどうでしょうか。 効率よく学習できる環境として最初に考えるべき通信講座としておすすめです。