リフレクソロジストは、リフレクソロジーをする人、施術のできる人のことです。アマチュアからプロまで、実力次第でサロンやエステなどで活躍し、もちろんそのスキルがあれば、自宅で家族、自分のためにリフレクソロジーを施して癒やす事もできます。ここでは、そのリフレクソロジストになる方法をまとめて紹介しています。
目次
リフレクソロジストとは?
リフレクソロジストとは、リフレクソロジーという施術を行なうプロフェッショナルの事を言います。リフレクソロジーとはアメリカ発祥の民間療法のことです。歴史はそれほど古くなく、19世紀に発症しました。リフレクソロジストは、足の裏や手のひらにある「反射区」と呼ばれるゾーンを手で刺激します。
反射区は体の様々な器官に連動していると考えられています。頭や目や鼻、臓器などと関連しているため、反射区を刺激する事で体の問題を整えることができるとされています。科学的に証明されているわけではないものの、足裏や手のひらを刺激する事で体の不調を言い当てられたり、リフレッシュした気持ちになれるという方は少なくありません。
リフレクソロジーは足つぼ療法にいくぶん似ていますが、由来や刺激するポイントなどに関しては違いがあります。しかし、どちらも足裏の特定の部位と体の器官との因果関係を示しているという点では共通しています。
健康を維持するために薬や手術などに頼る方は多くいらっしゃいますが、リフレクソロジーのように足裏や手のひらの刺激によって健康状態を改善するアプローチをする方法にも、今後注目が集まる可能性は多くあります。
リフレクソロジストはまさに現代のストレス社会にあって、リラックスした気持ちにさせてくれ、かつ体の不調にも対応してくれる癒しの療法です。
リフレクソロジストという職業についてはまだそれほど知名度は高くありません。しかし、ストレス社会の中にあって、忙しい方を対象にリフレッシュ&リラックスしてもらえる空間を提供するリフレクソロジストは、今後関心が高まると期待できます。リフレクソロジストの平均年収は、現時点では300万円前後くらいでしょう。
平均年収はまだまだ高くないものの、今後リフレクソロジーへの関心が高まったり、自分のスキルをあげて口コミ評判が高まったりすればさらに年収アップが望めるかもしれません。個人差によるところが多い職業と言えます。
実は資格はなくても施術はできる
リフレ=リフレクソロジー
リフレクソロジーは略して「リフレ」と呼ばれることがあります。リフレクソロジーは造語です。正式な言葉ではなく、リフレックスという言葉とオロジーという言葉を掛け合わせたものです。リフレックスは反射を意味する言葉です。オロジーは学問などを意味する接尾辞です。
2つを合わせると反射学という意味合いになりますが、これはリフレクソロジーの施術の基本コンセプトである、「足裏などの特定部位を押すと体の他の器官に影響が及ぶ(反射する)」という点を意味していると言えます。日本に置いてリフレクソロジーが普及したのは、日本人CAがリフレクソロジーの専門店を始めたのがきっかけとされています。
街中にリフレクソロジーの店舗があり、リラックスできる癒しの施術として人気が出ました。日本におけるリフレクソロジーとしては、英国式と台湾式と呼ばれるものが有名です。ただし必ずしも英国と台湾と関係があるわけではなく、便宜上そのような名前がついているだけの場合もあります。
台湾式と呼称されるものは「若石健康法」とも呼ばれることがあります。両者は同じリフレクソロジーのカテゴリーに分類されるものの、細かなやり方に関しては違いがあります。イギリスでは保健医療にも組み込まれる事がある施術であり、緩和ケアの一端も担っています。
いわゆる「クオリティ・オブ・ライフ(生活の質:Quality of Life)」の底上げに寄与するものとみなされることもあります。
足裏のマッサージをする施術
リフレクソロジーでは足裏のマッサージを行ないます。手で触ったり刺激したりして、足裏の組織の微妙な変化や違いを感じ取り、健康状態を把握します。そして、問題がある箇所を指摘して施術を施していきます。
カウンセリングを行なって体調について把握することもします。体全体のマッサージをすることが目的なのではなく、あくまで特定の部位にアプローチするのが特徴です。そして、特定の反射区に触って、リンパの流れを良くしたり、老廃物のデトックスを促したりします。また施術する事によってリラックスした気分にさせることもします。
「足つぼ&マッサージ」を標榜して宣伝&営業活動はできない
リフレクソロジーは足つぼやマッサージとは違うものです。手技をもってクライアントの健康に寄与するという点では同じですが、足つぼが経絡経穴という指圧点を重視するのに対して、リフレクソロジーでは面を捉える事を重視しています。またリフレクソロジーがアメリカ発祥なのに対してマッサージはフランス発祥のものです。
足つぼのコンセプトは中国由来で日本初のものです。つまり似ていてもこれら3つは違うものです。そのため「足つぼ&マッサージ」という言い方は正しくはありません。また法律的にも、マッサージという呼称を標榜して営業することは問題視される可能性があります。
厚生労働省の定義によると、マッサージとは「体重をかけて対象の相手が痛みを感じる強さで行なうもの」とされています。基本的にマッサージの営業を行なう場合は、医師やあん摩マッサージ指圧師という資格を取得していなければいけません。
もし「マッサージ」を標榜した場合は「あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」違反とされるリスクがあります。そのため「リフレクソロジー」という看板を掲げるにとどめなければいけません。
専門にする場合は鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師資格が必要
施術すること自体はとりあえず問題なし
リフレクソロジー専門のサロンを開業したい場合は、あん摩マッサージ指圧師資格を持っている必要があります。しかし、現時点の法律では、無資格者による「マッサージ」などの看板の標榜は問題視されるものの、実際にはマッサージのやり方などについて厳密な定義がされているわけではありません。
そのため看板を標榜せずにリフレクソロジーの施術をするだけの場合は特に問題になりません。今後法整備が行なわれる可能性はありますが、現時点で「リフレクソロジーサロン」という看板を掲げて足裏刺激などを行なうのは大丈夫です。
自分や家族に施術するのも問題なし
当然のことながら、自分や家族に対してリフレクソロジーを行なうのも問題ありません。営業しているわけでなく、スキンシップや家族の世話の一環としてリフレクソロジーを行なっても何ら法律違反ではありません。仮に「足裏マッサージをする」「足つぼマッサージをする」と言った所で問題にはなりません。
むしろリフレクソロジーのプロフェッショナルになりたい方は、自分や家族を対象にして練習する事で、施術の感覚をつかんだりノウハウを高めたりすることができるため、積極的に行なうと良いでしょう。
お友達や知人への施術も軽いものならOK
家族ではなく友達や知人に施術するくらいでも大丈夫です。あまり強い力をかけて傷つけてしまうと問題ですが、軽く刺激する程度の場合は問題ないでしょう。リフレクソロジーには英国式と台湾式という有名な方式がありますが、特に英国式の場合は心地よい施術が特徴のため、相手に喜ばれることでしょう。
また家族の場合と同様、やはりリフレクソロジーのテクニックを挙げる上で、出来るだけ多くの相手に施術してあげるのは良いことです。
諒設計アーキテクトラーニングのリフレクソロジー資格を目指してもOK
諒設計アーキテクトラーニングは初心者向け
リフレクソロジーに興味があって学んでみたいという方は、諒設計アーキテクトラーニングの「リフレクソロジーjpW資格取得講座」の受講をおすすめします。諒設計アーキテクトラーニングは実生活に役立つ様々な講座を主催している通信講座スクールですが、その一つがこの講座です。
この講座では体系的にリフレクソロジーの幅広い知識を学ぶ事が可能です。講座の内容はその道のプロが手掛けたものですが、カリキュラムは初心者でもわかりやすいように工夫されています。リフレクソロジーを学ぶ方の多くは恐らくこれまであまりマッサージについて本格的に学んだことがないでしょう。
そのため難しすぎる内容ではついていけない可能性があります。この点当講座は完全に初心者に対応しているため安心です。
学習の最初の一歩に便利な通信講座
諒設計アーキテクトラーニングの講座を受講した方は、リフレクソロジーに関連した資格は「日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)」主催の「リフレクソロジーjp」という資格と、日本インストラクター技術協会(JIA)主催の「リフレクソロジスト」という2つの資格を取得可能です。
これらの資格はリフレクソロジーに関する基本的なポイントをしっかり理解している方に認定されるものです。講座を受講する方は、これらの講座で問われる内容、例えばリフレクソロジーと東洋医学の歴史、リフレクソロジーの効果や種類、実践方法、目的別のリフレクソロジーなどについてしっかり学習できます。
通信講座のため、忙しい方でも自宅で自分のペースで学習可能です。そのためリフレクソロジー初心者には学習の第一歩として便利な講座です。
最短2ヶ月で資格取得&活動開始できる
諒設計アーキテクトラーニングが対応している資格は2つですが、これらの講座は最短2カ月という早さで取得できます。1日30分ほどの学習時間でも、半年もあれば十分取得できるでしょう。2カ月で取得できた方は平均1カ月で1資格取得ということになるので、非常にハイペースです。
出来るだけ早く有資格者になりたい方にはぴったりです。ちなみに取得できる資格を取得した方は、取得後すぐに活動を開始する事ができます。リフレクソロジーサロンで働くために履歴書に資格を書くのも良いですし、リフレクソロジーに関して自宅やカルチャースクールで講師活動をするのも良いでしょう。
リフレクソロジストになってできること
リフレクソロジストになった場合は、リフレクソロジーサロンはもちろん、エステサロンやホテルや旅館などで活躍できます。また健康に関連した施設として、フィットネスクラブなどで働き口を見つける方法もあるでしょう。
もし整体師などの技術も持ち合せている場合は、その活躍の幅はさらに拡がるでしょう。ちなみにリフレクソロジストとして働く場合は、正社員やアルバイト、パート、独立など様々なスタイルがあります。現在の状況に合わせた働き方を選んでみましょう。
仕事のためにノウハウを活かすだけでなく、もちろん家族サービスや友人へのねぎらい、知人へのプレゼントとしてリフレクソロジーを使うこともできます。毎日働いている人は日ごろの疲れがたまっているため、きっと喜ばれることでしょう。また自分に施術する事によっても、自身のクウォリティ・オブ・ライフを高める手段になるでしょう。
まずは諒設計アーキテクトラーニングで基本を身につけよう
リラクゼーション業界は年々進展しています。今は癒しが求められている時代です。カラーセラピーやアロマテラピー、アニマルセラピーなど様々なケア関連サービスが人気ですが、それだけ心身のケアが重要視されています。
過労死やストレス性の病気の発症などが話題になることがありますが、日常生活に癒しを導入する事で、毎日の健康に寄与することが可能です。そのためリフレクソロジーのノウハウや技術を今から学んでおくことは、将来性のあることだと言えます。
まずは諒設計アーキテクトラーニングの講座を受講して、リフレクソロジーのイロハを学んでみてください。詳しいカリキュラムは以下の公式サイトからチェックできます。また資料請求をすることも可能です。資料請求をすると「通信講座徹底ガイド本」をもらうこともできます。
公式サイト:https://www.designlearn.co.jp/reflexology/