リフレクソロジー資格を仕事に生かすためのノウハウ完全攻略

リフレクソロジー資格を取得したあとは、できるだけ現場でも生かせるように自身の体や家族の体を借りて練習する必要があります。人の体を癒やすのが、この仕事の本質ですのでリフレクソロジー資格を取得後、さらにスキルアップ、ステップアップできるようにしましょう。

 

自分の体で練習し続けること

リフレクソロジー資格を取得した方は、リフレクソロジーサロンや福祉施設などで資格やノウハウを活かしたいと思うことでしょう。しかし、資格を取得した後に、あるいはすでに仕事を見つけた後でも、学んだ技術や知識を自分の体で練習し続けることは大切です。

 

もちろんクライアントに施術する場合と自分の体に行なう場合とでは状況が異なりますが、やり方を忘れないためには重要です。リフレクソロジーでは手のひらや足の裏の反射区などを刺激しますが、フットチャートやハンドチャートなどを意識して行ないます。

 

資格取得中には覚えていた事でも、取得後に就職するまで時間がある程度たってしまうと忘れてしまう可能性があります。そのため毎日定期的に手や足をいじって感覚を焼きつけておくと良いでしょう。もし自分の足を刺激するのが難しい場合は、家族や友人に協力してもらうこともできるでしょう。

 

忘れないためだけではなく、自分の体で練習する事によって身につくものもあります。クライアントに施術をする場合は、施術が気持ち良いのか痛いのか感じ取ることはできません。クライアントが感想を言ってくれることもありますが、その都度反応してくれるとは限りません。

 

しかし、自分の体の場合は別です。刺激された場合に感覚があるため、どのポイントをどのような強さで押すと良いのかがすぐ分かります。

そのため練習を続けることによって、より心地よい施術をする感覚を養うことができるでしょう。

 

英国式や東洋式など術式によってもやり方は多少異なりますが、練習を欠かさないことによってスキルを維持する事ができます。就職した後もそれは変わりませんが、就職前の実務がない時は特にそう言えます。

 

知識は定期的に復習しよう

復習して暗記し直すのも大切

リフレクソロジーには多くの知識が求められます。医療行為ではないため、もちろん医学生でないと分からないような専門的な医療知識を学ぶ必要はありません。とはいえ手のひらと足の裏という人体の一部を刺激するため、当然体に関する基本的なポイントをわきまえておく必要があります。

 

リフレクソロジーの基本的なコンセプトは、足裏や手のひらに「反射区」という体の各器官と密接に関連する部位があり、それを刺激する事によって体の改善を図るというものです。「手のひらマッサージや足裏刺激で気持ち良いと感じてもらえれば良い」というだけでなく、体全体に働きかけます。

 

そのため当然体の各器官の働きや反射区の位置など覚えることが大切というわけです。しかし、人の記憶はあいまいなものです。しばらくリフレクソロジーを実践しないと細かなポイントは忘れてしまうでしょう。そのため定期的にテキストを復習したり、練習をして感覚が鈍らないようにしましょう。

 

海外の動きもチェックしておこう

リフレクソロジーは元々アメリカが発祥とされています。またリフレクソロジーをよく実施している国としては、中国や台湾やタイ、ドイツ、イギリスなどがあります。日本のリフレクソロジーでは主にイギリス式や台湾式などが主流のやり方として定着していますが、これらの国以外にも様々な特徴を持つリフレクソロジーが存在しています。

 

そのため海外のリフレクソロジー情報をチェックして、役立つ情報を学んで施術に取り入れると良いでしょう。一定のやり方だけにこだわらず、様々な知識を吸収する事で知見が広まります。またリフレクソロジー先進国では、リフレクソロジーに関する新たな発見があったり、研究が行なわれている可能性もあります。

 

例えばイギリスにおいてはリフレクソロジーは保険医療としても実施されているほど大々的に行なわれています。患者の緩和ケアとしても利用されています。

そのためリフレクソロジーの効果や効率的なやり方などについて新たな情報があるかもしれません。

 

そのため資格取得後でも時折海外情報をチェックするようにしましょう。日本より進んだ海外のリフレクソロジー環境を見習ってそのやり方を学ぶことで、さらにスキルアップを図ることが可能です。

 

新しいテクニックも身につけて

リフレクソロジー資格講座や資格試験の過程では様々な施術テクニックを学ぶ事でしょう。しかし、これだけで全てのリフレクソロジー技術が身に就くとは限りません。繰り返しますが国によってリフレクソロジーのコンセプトには違いがあります。

 

タイ式ではやや強い刺激を加えることを大事としていて、足裏はもちろんひざより下の部位への刺激も大事にします。ドイツ式ではリラックス感を重視していて、下腿刺激の技術も大事な要素です。イギリス式もリラックス感を重視していますが、ソフトタッチで施術を行なうため、「眠れるほど心地よい」施術が持ち味です。

 

一方台湾式は刺激が強めであることが特徴です。どれが最も優れているというわけではなく、それぞれに良いところがあります。そのため視点を幅広く持って、様々な新しいテクニックを吸収するようにしましょう。

 

同じスタイルのリフレクソロジーであっても新しいメソッドが生まれている可能性があります。

資格取得で全てが完了するわけではありません。人気のリフレクソロジストになるためには研鑽し続けることが大切です。

 

人の体の仕組みを研究しよう

足つぼや血管の場所なども学ぼう

リフレクソロジーで最も大切なものの一つは人体の構造を理解する事です。医療行為でない以上、医者のような超専門的知識は必要ありません。しかし、足の反射区やつぼ、血管の場所など基本的なポイントは押さえておくと良いでしょう。

 

血管は人体器官の中でも特に主要な要素であり、リフレクソロジーにおいても大切な要素です。リフレクソロジーでは血行促進を促すことを大切としています。血管と一口に言っても、動脈や静脈、毛細血管など様々なものがあります。

 

血管がどのように体の中を巡っているのか、どのような役割があるか、どんな血管の問題が体調不良に通じるかといった知識を持っていることで、反射区に対応した施術方法をより具体的に考えることができるでしょう。足つぼに関しても同様です

 

足つぼと反射区とは違うものですが、共通している点として、特定の部位を刺激する事で体の器官の症状緩和が図れるという点です。

足つぼは「経穴」とも呼ばれる点(つぼ)を刺激します。一方リフレクソロジーでは点ではなく面を刺激します。

 

とはいえ足裏と体全体との関連を唱えているという点では共通点が見られます。そのためリフレクソロジストは足つぼに関する基本情報を仕入れておく事も役立つでしょう。

 

足を見て分かる病気も調べよう

リフレクソロジーコンセプトでは足を人体全体と結び付ける以上、当然足に表れる病気の症状について知っておくことも大切です。例えばかかと部分の横が固い状態の方は、足の内側部分の筋肉が弱くなっている可能性があります。その状態では骨盤底筋群に支障が出て、結果的に尿漏れになる可能性が指摘されています。

 

また足裏にタコができている方は、足の骨に支障が出ている可能性があります。足の骨がきれいな曲線を描いた状態にない場合、足への負担がうまく分散されずにタコが出来てしまうと言われています。つまりタコ=足の骨の異常というわけです。

 

このような状態では体のバランスが悪くなり、筋肉の動きも不自然になります。

そうなると腰や肩などに無理な負担がかかります。このように足裏や足に表れる様々な症状は、現在ないし将来の問題を教えてくれることがあります。

 

そのため足を見て分かる病気について知識がある方は、リフレクソロジストとしてより施術を施せるようになるでしょう。

 

体のどこが悪いか分かるようにしよう

人体は複雑なものです。有名な臓器や器官もあれば、ほとんど知られていない器官もあります。しかし、人体にあるパーツは全て何かしら大切な役割をこなしています。そのため体全体の構造や働きについて多少なりとも理解を得ておく事が大切です。

 

そうすることによって反射区を刺激する際に、施術のイメージがつかみやすくなるでしょう。足の裏や周囲、ふくらはぎなどには64カ所の反射区があって、各反射区につけられた番号は国際標準番号として認識されています。そして、それぞれの番号は内臓や顔の各部位、神経、骨などと関連しています。

 

反射区を正確に理解しておくとともに、身体の各部位の役割に関する知識を押さえておく事で、身体のどこに問題があると考えられるかが推測しやすくなります。

 

握力や筋力もリフレクソロジーに必須

筋力がないと足つぼマッサージは難しい

リフレクソロジーにおいて重要なのは知識や実践経験ですが、他にも重要なポイントがあります。それは筋力です。なぜなら筋力がなければ適度な刺激を足裏などに与えることができないからです。

 

英国式や台湾式など方式の違いによって刺激の与え方が異なりますが、手の筋力がなければまともな施術は行なえないでしょう。クライアントに気持ち良いと感じてもらうためには、手首のスナップをきかせることが大切です。

 

また施術している側の手にしっかり力を入れるために、反対側の手で体を支えることも大切です。

このようにリフレクソロジーには握力をはじめ筋力がないと務まらない部分があるため、適度に腕の力など筋力アップを図ることが大切です。

この点定期的に筋トレなどをすると役立つでしょう。

 

血行促進しやすい環境を整えよう

リフレクソロジーで多くの筋力や体力を使うことを考えた場合、少しでも体力回復しやすい環境を整えることが大切です。働く場所でアロマを使ったりヒーリングミュージックをかけるなどしてリラックスできる環境を作ることもできますが、運動をするのも手です。

 

コンディショニング科学を研究する山本教授によると、疲労している時にジョギングなどの有酸素運動をすると血行が良くなり、結果として疲労物質とされる血中の乳酸処理が効率的になるようです。つまり疲れた時にこそ軽い運動をこなすことで疲労回復しやすくなるということです。

 

可能な場合は休憩時間に軽く自転車をこいだり、ランニングマシーンなどで体を動かして血行促進するのも良いでしょう。

 

長時間の施術に耐えられるように

リフレクソロジーでは意外と体力を消耗します。5分10分ほどの場合はともかく、1時間コースなどではそれなりに疲れてしまいます。また1人だけの場合はともかく、複数のクライアントを相手に施術を一定時間行なう場合はかなりエネルギーが必要です。

 

1人1時間施術する場合、5人で5時間、7人で7時間もかかってしまいます。1人20分の場合はもっと多くの数をこなすことになるでしょう。

リフレクソロジーでは指先だと軽く動かしていれば良いのではありません。指先だけではすぐに疲れてしまうでしょう。

 

また指を酷使し過ぎて自分が痛みを感じてしまうかもしれません。指先の負担をなくすために重心移動を行なったり、支え手を上手に使ったりと、身体をうまく使う必要があります。このような工夫をすることで長時間の施術にも耐えやすくなります。さらに体力そのものを向上させるために、筋トレや運動の習慣を持つ事も役立つでしょう。

 

健康のための提案ができるように

リフレクソロジーでは医療行為やそれに準ずるような行為はNGです。それを行なってしまうと法律違反になる恐れがあります。そのため病気の診断などはできません。しかし、健康のための提案をするくらいであれば問題ないでしょう。

 

例えば足裏の刺激によって何かしらの問題が推測できる場合、それに対応した一般的な健康改善策について話すことができるかもしれません。体のバランスが崩れている様子がある場合は、姿勢の改善について話してみる事ができます。

 

また睡眠の大切さや栄養豊かな食事を取ることについても総合的に注意喚起することもできます。もちろんこれはメインの作業ではなく、あくまでもリフレクソロジーをサービス業として行なって、クライアントにリラックスしてもらうことがメインです。

 

しかし、体調不良は食生活や規則正しい睡眠など総合的な要素が関係しているため、生活改善について話題の一つとしてフリートークで取り上げるのも良いでしょう。

 

リフレクソロジーも極めれば価値が高い

リフレクソロジーはまだまだ日本では知名度がそこまで高くはなく、法律面でも定義付けがはっきりしないものです。しかし、ストレス社会と呼ばれる現代において、リラックスや癒しの時間はかつてなく重要なものになっています

 

この事を踏まえた場合、リフレクソロジーの需要が今後高まる可能性は大いにあると言えるでしょう。そのため新しいテクニックや知識を吸収して、効率的な施術を行なうための筋力や体力をアップさせるなど、リフレクソロジストとしてスキルアップを図るようにしましょう。

 

またリフレクソロジーの実務経験もできるだけ積むようにしましょう。そうすることで技術を上達させて、口コミでサロンの評判も良くすることもできるでしょう。今後リフレクソロジーへの関心が高まることを予想して、日々研鑽してみてください。